寺社仏閣だけじゃない!観光地以外でも楽しめる京都の体験イベント 5選!
こんにちは!京トークライターの紺青です!
みなさんご存知のとおり、京都は古くから千年の都として栄えた都市で、年中多くの観光客で賑わっています。
しかし、有名な観光スポットのほとんどは寺社仏閣、そして京都の中心部がほとんどです。
「え?京都で楽しめる場所ってほかにもあるん?」
今少しでも思ったそこのあなた。
たーーーくさんあります!!!
美しい海や山といった豊かな自然も京都の魅力です!
そこで、京都の郊外で生まれ育った、わたくし紺青が体験できるおススメ情報、京都・郊外編をご紹介します。
手作り和蝋燭 中村ローソク
まず私が紹介したいのは、ローソクの製造体験ができる伏見区の中村ローソクです。
京都の伝統工芸品のひとつでもある和蝋燭。
そもそも、みなさんローソクって古来中国から伝わったものって知っていましたか?
実は奈良時代に仏教とともに伝わり、当時はミツバチの巣からとれた蝋で作られ、高貴品であったといわれています。
庶民にはとても手が届かないものだったのですね。
現在ではハゼの実から抽出された木蝋が和蝋燭の主な原料となっており、京都や滋賀、愛知、福島の会津など日本各地で生産されています。
ちなみに私たちが日ごろ見かけるローソクは、明治時代に普及した西洋ローソクとよばれるローソクで、主に石油系の原料から作られたローソクとなっており、和蝋燭とは異なるものになります。
ローソクって奥が深い!!
みなさんローソクに興味が湧いてきましたか?
なんと中村ローソクでは店舗購入やオーダーメイド、インターネット販売も行っているほか、実際に和蝋燭の製造も体験することができます!
和蝋燭を作れる機会なんて滅多にないですよね。
こちらの中村ローソクでは和蝋燭の製造のほか、ローソクの表面に絵を描く「絵付け」も体験できます。
みなさんも中村ローソクでオリジナルの和蝋燭を作ってみませんか。
料金 |
蝋燭製造 3,500円 ※6名まで 製造+絵付け 最大5,500円 ※1~6名 絵付け 2,500円 ※1~20名 |
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体験時間 |
蝋燭製造 約1.5時間 製造+絵付け 2~2.5時間 絵付けのみ 0.5~1時間 |
営業時間 | 9:00~17:30 ※定休日 第2・4土曜日、日曜日、祝日 |
電話番号 | 075-641-9381 |
住所 | 〒612-8413 京都府京都市伏見区竹田三ッ杭町57-8 |
HP | 中村ローソクHP |
※最新情報はHPをご確認ください。
GlassStudioAaty
伏見区醍醐にあるGlass Studio Aatyでは吹きガラスの体験ができます。
主にグラスの制作体験となり、50種類以上ある色の中から好みのカラーを選んで、グラスにヒビ模様や泡といった独自のデザインを考えます。
こちらのGlass Studio Aaty では3歳以上の子どもから体験に参加することができるので、親子で楽しむことができます♪
デザインを決めるといざ制作開始!
1200度以上に熱したガラスは、水あめのように溶け、息を吹きながら形を変えることで自分自身のオリジナルグラスを作ります。
ガラスの形が変わっていく姿に大人も子どももつい夢中に。
できあがったグラスは1日かけてゆっくり冷やし、翌日以降に持って帰ることができます。
またGlass Studio Aatyでは、吹きガラスのほかにもガラスはんこ作りやガラス彫刻が体験でき、
加えて月4回参加型の吹きガラス教室も開いています。
さまざまなプランがあるんですね!
そしてGlass Studio Aatyは世界遺産の醍醐寺からもほど近いので、観光と合わせて楽しむこともできます♪
観光の思い出にオリジナルグラスを作ってみるのはいかがでしょうか。
料金 |
吹きガラス 1個3500円、2個6500円 ※6名まで ガラスはんこ作り 1個3500円 ※10名まで ガラス彫刻 3500円 ※1グループは10名まで |
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体験時間 |
吹きガラス 20~30分程度 ガラスはんこ 45分~90分 ガラス彫刻 40~90分 |
営業時間 |
営業時間 : 10:00〜17:00 ※定休日:日曜日、祝日 (吹きガラス教室 水・土・日 9:30~12:30、13:00~15:00、15:00~17:00) |
電話番号 | TEL & FAX : 075-572-6423 |
住所 | 京都府京都市伏見区醍醐南里町42 |
HP | GlassStudioAaty HP |
※最新情報はHPをご確認ください。
月桂冠大蔵記念館
こちらも伏見区の月桂冠大倉記念館。京阪中書島駅からほど近い場所にあります。
京都の人なら「伏見で月桂冠といえば日本酒でしょ!」とすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。
ご存知の方も多いと思いますが、月桂冠大倉記念館がある伏見桃山周辺は、古くから酒どころとして有名で、稲作が伝わったとされる弥生時代が伏見酒造の起源ともいわれています。
伏見は、日本名水百選に認定されているほど地下水の質が良く、水量も豊富なことから、日本酒の酒造には最適の土地でした。
また、安土桃山時代に豊臣秀吉が伏見城を築城して以降、伏見の酒は日本中に知れ渡るようになり、現在では灘、西条に次ぐ日本3大酒蔵といわれています。
なかでも月桂冠は世界的にも名の知れた日本酒ブランドで、創業は1637年と古く、近年ではアルコールフリーの冷酒や業界初となる糖質ゼロの冷酒が販売され、現在では海外でも有名な日本酒ブランドとなっております。
月桂冠の見学施設となっている月桂冠大倉記念館では、酒造に用いる用具や展示室を見学することができ、見学後には3種類の日本酒を味わうことができる利き酒を楽しむことができます。
お酒好きには嬉しいサービスですね!
建物周辺には伏見の城下町や坂本竜馬の襲撃事件で有名な池田屋もあり、丸1日楽しむことができるのでかなりオススメです!
料金 | 大人:400円 中・高校生:100円 |
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見学時間 |
およそ40分 ※酒香房の見学、および15名以上の団体での記念館の見学には予約が必要です。 |
営業時間 |
9:30 ~ 16:30 ※受付は16:15まで 休館日:2019/8/13~8/16、2019/12/28~2020/1/4 |
電話番号 | 075-623-2056 |
住所 | 京都府京都市伏見区南浜町247番地 |
HP |
※最新情報はHPをご確認ください。
和束町で楽しめるお茶体験!d:matcha Kyoto CAFÉ
d:matcha Kyoto CAFÉは京都駅から車でおよそ1時間30分。
京都府南部の山あいの町、和束町(わづかちょう)にあります。
和束町は古くからお茶の栽培が有名で、その歴史は鎌倉時代まで遡るといわれています。
現在でも茶産業が主産業であり、宇治茶として出回っているお茶のおよそ40%は和束産、茶葉全体の生産量も、実は和束町が京都府で最も多いのです!
そんな和束町にあるd:matcha Kyoto CAFÉでは、お茶が飲めることはもちろん、お茶を使ったスイーツが味わえるほか、茶摘みやハイキング、抹茶点てやお茶の飲み比べなど、8種類の体験ができるカフェとなっています。
京都の中心部から離れた場所になりますが、豊かな自然と茶畑が生んだ美しい景観が和束町にはあります。
自然いっぱいの和束町で、茶摘み体験やおいしいお茶を味わってみませんか。
料金 | HP参照 |
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体験時間 |
HP参照 |
営業時間 |
11:00~16:00 定休日:水曜日・木曜日 |
電話番号 | 0774-74-8205 |
住所 | 京都府相楽郡和束町釜塚京町17番地 |
HP | d:matcha Kyoto CAFÉ HP |
※最新情報はHPをご確認ください。
スリル満点!木津川で自然を満喫しながらカヌー体験!
最後に京都市から車でおよそ1時間30分、京都府唯一の村、南山城村で体験できるイベントをご紹介します。
南山城村は三重県と奈良県の県境に位置しており、周囲は山に覆われ、穏やかな川の流れの音が聞こえる静かでのどかな村です。
また和束町同様、お茶の生産が有名で茶畑も多くあるほか、牡丹鍋などのジビエ郷土料理も村の名物となっています。
そんな自然に囲まれた南山城村を流れる木津川で、カヌーを体験することができます。
カヌーって経験ある人しかできないんじゃないの?
そう思う人もいると思います。
こちらのカヌー体験イベントを運営しているリバーアドベンチャークラブ(アオキカヌーワークス)は、日本の代表的なカヌー協会であるJSCA(日本セーフティカヌーイング協会)に認定されており、インストラクターが参加者にしっかりとレクチャーしていただけます。
また周辺の木津川も流れが穏やかなので、初心者の方も安心です。
これならみんなで楽しむことができますね。
このほかにも上級者向けのプランや2人乗りのカヌーもありますので、カップルや家族連れにもオススメです。
カヌー体験後には近くの温泉を利用できるプランがありますので、疲れを癒すことができます(半日コースは希望性)。
都会の喧騒から逃れ、豊かな自然の空気を味わいながらカヌーを体験してみませんか?
料金 | 5,556円~9,000円(税別) |
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体験時間 | コースにより異なる(1日コースはおよそ5時間) |
営業時間 | 10:00~15:30 |
電話番号 | 072-840-5644 |
住所 |
大河原カヌーハウス 〒京都府相楽郡南山城村大河原小字西海道 |
HP | リバーアドベンチャークラブ HP |
※最新情報はHPをご確認ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
伏見は観光地としてご存知の方も多く、アクセスも良いので比較的気軽に訪れることができるかもしれませんが、和束町や南山城村といった街から離れた地域にも、観光客が楽しめるような魅力的な体験イベントはたくさんあります。
京都以外の方々はもちろん、京都の方々も
京都にはまだまだ魅力がたくさんあるんやなぁ。
という実感がもてるはずです。
是非、足を運んでみてください!
この記事を書いた人: 紺青~Konjo~
お風呂上りのビールのために日々過ごし、地域の居酒屋開拓にハマっている。できる男風の見た目とは裏腹に、繊細で寂しがりやな高身長さわやか男子。
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