プリンの海に溺れたい! 京都の美味しいプリンを探せ-実食レポ6選
京都といえば和菓子!だと思っていませんか? いえいえ、洋菓子だって負けてはいません。
大人も子どもも楽しめる魅惑のスイーツ、プリン。
昔ながらのプリンから、ちょっと変わったプリンまで、すべてはプリン好きのために!
京都に20年以上住んでいる筆者がオススメのお店で食べ歩きレポートしてきました!
1.これぞ王道!昔懐かしのカスタードプリン スマート珈琲店「自家製プリン」
昭和7年に創業した老舗の喫茶店、スマート珈琲店。
レトロな落ち着いた雰囲気で、来る人の心をホッと落ち着かせてくれるお店です。
昔から地元の人々に愛されているこの喫茶店の前には、お昼時にもなると行列がずらり。
自家焙煎の香りたつコーヒーが自慢の一品ですが、ぜひ一緒に楽しみたいのが「自家製プリン」(¥550)。
昭和感漂うかためのカスタードプリンは口の中に含むと、コーヒーの苦味をじんわりと中和してくれます。
大きさもちょうどよく、食べごたえもしっかり。初めて食べた人も、なぜだか懐かしい気分になれるはず。
コーヒーとセットで¥1,000でいただけますよ。ぜひ一度召し上がれ!
【スマート珈琲店】
住所:京都市中京区寺町通三条上る 天性寺前町537
営業時間:8:00 ~ 19:00(ランチタイム 11:00 ~ 14:30(L.O))
定休日:無休(ランチは火曜日定休)
アクセス:京阪三条駅から徒歩5分、地下鉄東西線 「京都市役所前駅」から徒歩1分
2.京都でパリの息吹が感じられるオリジナルプリン!創作会席 嵯峨 旅籠屋「焼きプリン」
嵐山駅からほど近いところにある創作フレンチ料理店「創作会席 嵯峨 旅籠屋」。
フレンチをベースにしながらも、どこか京都らしい「和」も感じさせる創作料理の数々は、あっさりとしていて親しみやすさがあります。
そんな「嵯峨 旅籠屋」で、いつ、どのコースを注文しても必ず最後に出てくるのが、この店の名物「焼きプリン」。
不思議と、どのコースメニューのシメにもなる魅惑の一品なんです。
広いお皿にうすーく広がる焼き目。外はカリッと、中はふわとろ。
クリームブリュレのようでありながら、特有のしつこさはなく、いくらでも食べられてしまう優しい味わいです。
単品での販売がないのは少し残念ですが、ちょっと贅沢なひとときを過ごしたくなった時は、コースメニューを注文し、シメの一品としてぜひ!
【創作会席 嵯峨 旅籠屋】
住所:京都府京都市右京区嵯峨天竜寺若宮町17-11
営業時間:ランチタイム 11:30 ~ 14:00(14:00 L.O)ディナー 17:00 ~ 21:00(20:30 L.O)
定休日:水曜日・6月~10月の第一火曜日
アクセス:JR山陰線「嵯峨嵐山駅」から徒歩3分
公式HP:http://www.hatagoya-kyoto.com
3.えっ!?これがプリン? 新進気鋭のポルトガルスイーツはここだ! カステラ・ド・パウロ「プディン・デ・ジェーマ」
菅原道真公を祀っていることで有名な北野天満宮。
近くには上七軒という花街もあり、まさに「日本らしい」スポットにある話題のお店が、ポルトガル菓子店「カステラ・ド・パウロ」。
今や現代日本ではお馴染みのカステラというお菓子は、16世紀ごろ、ポルトガル人宣教師達により伝えられた 「パォン・デ・ロー」というお菓子がもとになっているそうです。
そんなポルトガル菓子の特徴が、卵黄をたっぷり使っているところ。
そして、とにかく濃厚で甘いところ!
お店では、卵黄だけで作った濃厚なプリン、「プディン・デ・ジェーマ」(¥240)を楽しむことができます。
まず、インパクトがあるのはこの見た目!
つややかで温かみのあるオレンジ色に目をうばわれ、すかさずただよってくるあま〜い匂い。
カラメルソースはかかっていませんが、これでも立派なプリンなんです!
食感はねっとりとかたく、「プリンの王様」と呼ぶにふさわしいコクと旨味があります。
小さいながらもずっしりとした味わいなので、これだけでお腹いっぱいになってしまうほど。
エッグタルトの元祖「パステル・デ・ナタ」、卵黄クリームを挟んだ焼き菓子「マミーニャシュ」、「プディン・デ・ジェーマ」の3つがセットで¥720でいただけます。
あなたもポルトガルの食文化を体験してみませんか?
【カステラ・ド・パウロ】
住所:京都市上京区御前通り今小路上がる馬喰町897蔵A
営業時間:9:30〜18:00(喫茶〜17:00)※お菓子完売の際は閉店の可能性あり。
定休日:水曜日, 第三木曜日 (25日が水曜日と重なる場合、翌日休み。 水曜日が祝日の場合は営業、翌日休み)
アクセス:京都市バス「北野天満宮前」から徒歩3分
4.まさに百年受け継がれる絶品 キャピタル東洋亭「百年プリン」
1897年に京都で創業し、まさに京都の洋食屋さんの元祖とも言える老舗レストラン「キャピタル東洋亭」。
今では京都のあちらこちらで見かけますが、その本店は北山にあります。
言わずと知れたハンバーグステーキが名物なのですが、筆者がオススメしたいのは「百年プリン」(¥520)。
京都美山の牛乳を使い、低温でじっくりと丁寧に焼き上げたプリンは、とっても懐かしい味の一品。
口に入れた直後、舌の上に広がるなんとも濃厚な味わい。
食感は少し固めですが、口に入れるとすーっと溶けてしまいます。
優しく香るバニラビーンズにカラメルソースのほろ苦さがアクセントになっていて、とてもバランスの良いプリンです。
客席で容器から抜き出して提供するパフォーマンスも評判ですよ!
お好きなメインメニューと一緒に、サイドメニューとして百年プリンをつけられるプランもあります。ぜひ一度、試してみてくださいね。
(※セット料金はメインメニューによって異なります)
【キャピタル東洋亭本店】
住所:京都府京都市北区上賀茂岩ケ垣内町28-3
営業時間:ランチタイム 11:00~17:00 ディナータイム 17:00~22:00(L.0.21:00)
定休日:無休
アクセス:地下鉄「北山駅」から徒歩5分
5.夏季限定♪ 夏になったら絶対食べたい! katte「プリンアラモード」
神宮丸太町駅近くで、ちょっと穴場的なカフェを探しているなら「katte」がオススメです。
カップルのデートにも、女子会にも使いやすい静かで小洒落た雰囲気のお店です。
オシャレな軽食やケーキなとが食べられます♪
メニューの内容は季節や日によって異なるので、ぜひ実際に足を運んでみてくださいね!
さて、このお店では毎年夏になると「プリンアラモード」(ドリンクとセットで¥1,050)が販売されます!
(※販売開始月は年によって異なります)
見た目もかわいいので、インスタ女子に流行中!?
なんと言っても嬉しいのは、贅沢に使われた新鮮なフルーツ!
たっぷり乗った生クリームはあっさりしていて、フルーツによく合うテイストです。
プリンはちょっと柔らかめで舌触りがふわとろ。
フルーツのおかげで食べ応えもあり、満足度が高い一品です。
夏だけしか食べられないプレミア感が良いですね!!
【katte】
住所:京都市上京区河原町荒神口東入ル荒神町120平田ビル1F
営業時間:12:00-21:00 (20:00L.O.)
定休日:毎週火曜日定休・月1回不定休(HPにてお知らせ)
アクセス:阪急電車 「神宮丸太町駅」より徒歩6分、市バス「荒神口」バス停よりすぐ
6.昔ながらのケーキ屋さん Vance洋菓子店「プリン」
観光地としても有名な東山。
古川商店街と地下鉄東山駅の出入口近くで、思わず「家族に買って帰ろうかな?」と思ってしまうほどアクセスの良い場所にあるのが「Vance洋菓子店」。
地元の人にも観光客にも、誰にでも大人気のお店です♪
昔ながらのケーキ屋さんといった雰囲気のお店で、広々としたイートインスペースがあるのがいいところ。
「定番の味」のスイーツが多く、老若男女問わずみんなに愛されるケーキをたくさん揃えていらっしゃいます。
ショーウィンドウに並ぶケーキの種類がとても豊富で、思わずどれにしようか迷ってしまいます。
ここでいただけるのは、かなりかための「プリン」(¥250)。
ふわふわでとろとろなムース状のプリンが持て囃される今日、バードプリン派にはかなり嬉しい!
かと言って、「昔ながらのプリン」に甘んじていないのもすごいところ。
カラメルソースはほろりと苦く、大人の味。
ほどよくベーシックなテイストでありながらも、卵の味がしっかり伝わってきます。
持ち帰りのプリンが食べたくなったら、ぜひお試しあれ!
【Vance洋菓子店】
住所:京都府京都市東山区三条東入ル分木町77
営業時間:10:00~20:00
定休日:火曜日
アクセス:地下鉄「東山駅」から徒歩1分
まとめ
さて、いかがでしたか? これを読んでいるみなさんも、だんだんプリンが食べたくなってきたのではないでしょうか。
日本らしいプリンから、異国のプリンまで、京都にはさまざまなプリンがあります。
用途やシチュエーションに合わせて、プリンを選んでみてください。
みなさんに、すてきなプリンライフが訪れますように!
この記事を書いた人: 京トーク編集部
京トーク編集部です。
大好きな京都で生活をし、京都に住んでいる人や京都を訪れる人に、もっと京都を楽しんでほしい!と思い、日々記事を更新。
チームの仲間たちと共に京都の魅力を発信していきます!
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