京都で大人気のパワースポット「鞍馬山」に行ってみた!
こんにちは!
京トークライターの和弥です。
京都といえば、沢山の名所があるので、いざ観光しようにも、どこへ行けばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回、僕が発見したのが京都で有名なパワースポットの鞍馬山。
いったいどういうところなのか、気になったので実際に行ってみました!
鞍馬山とは?
京都市左京区に位置する鞍馬寺がある山。
京都では一番のパワースポットとして大人気の観光地なのです。
登山スポットとしても人気であり、観光がてらに運動も出来るので一石二鳥ですね。
鞍馬山の歴史―牛若丸・天狗伝説
鞍馬山はあの有名な牛若丸の修行の地と言われています。
幼いころ、戦によって父を亡くした牛若丸は鞍馬寺に住み、山に暮らす大天狗(鞍馬天狗)に長い間、剣術を教わりました。
牛若丸の名を卒業して、源義経という戦国武将となるのです。
鞍馬天狗の正体は鬼一法眼という伝説上の人物と同一視されていて、この男は陰陽師であり、剣術の達人だったそう。
つまりこの伝説の男・鬼一法眼こそが鞍馬天狗の正体ということか!
鞍馬山に行ってみた!
バス停貴船口で降りるとすぐに発見!鞍馬寺!
怪談の脇に立ち並ぶオレンジの灯篭がオシャレな目印になっています。
階段を歩いてそのまま進むと大きな門がそびえ立っています。
↑これが山の入り口・仁王門。
受付があって入山料は300円とリーズナブル。
鞍馬山全体の分かりやすい地図が載ったパンフレットをもらって山の中へ入っていきます。
少し歩けば、いつの間にか周りは木々に囲まれていて、緑がいっぱい。道が二つに分かれていて左に行くと、由岐神社があります。
↑由岐神社
奥に大きな木が立っていますね。いざ鳥居をくぐって確かめに!
ごつい!!(写真だと分かりづらいな…。)
この木は京都市天然記念物・大杉。
古くから『大杉さん』と呼ばれ、人々から愛されている御紳木です。
樹齢は約800年・樹高は約53m。
願掛け杉としても有名で一心に願い事をすれば叶うとされています。尊い…。
それでは由岐神社を後にして山を登っていきます。
メインの本殿まで、沢山歩きます!
本殿に着くまでにも由岐神社含め、『いのちの像』という神々しいオブジェや川上地蔵堂、皇后休息跡など、楽しめるスポットがいっぱいです!
どんどん階段を登っていき、気づいたらしっかり登山をしている自分。
お茶とタオルを一切持ってこなかったことを後悔…。
しかし各所の丁度いい所にベンチが置いてあるので、休み放題。(助かる…!)
素敵な心配りに感謝です。
気づいたら本殿金堂に到着。仁王門から登って30分ほどでした。
普段の日常から抜け出した気分となり、自然に囲まれた心地よい時間を味わえました。
あまりに居心地が良いので1時間ほど何も考えずにぼーっとしてしまうほど。(笑)
これで終わりではありません!
休憩を終えたところで、奥の院参道へ入っていきます。
ここからはさらに本格的な山道が続きます。
万全の準備をしたうえで、臨みましょう!
頑張って歩き続けているとまた凄いものを発見!
~木の根道~
大きな木の根っこが土の中を潜っていき、その一部が地表から出ている様子が分かります。
それぞれの根っこが伸びて、別れて、入り混じっていて自然の力が生み出したアートみたい。
木の根道を見終わった後は下り道となり、険しさが増します。
何度か足元を滑らして本気で転びそうになったので、注意深く行きましょう。
僕も道の脇にある取っ手を掴みながら慎重に歩いたので、怪我を防げました。
~魔王殿~
最終目的地である魔王殿に着きました。
いかにも魔王が住んでいそうな名前ですが、実際は静かで、とても心安らげる所でした。
かつて宇宙から来た天狗のような姿をした神様(護法魔王尊)がこの魔王殿に舞い降りたと言われています。
想像以上に伝説の地で驚き!本当に頑張って来た甲斐がありました。
ここで鞍馬山道中に発見した僕が気にいったものを二つご紹介します。
~カエルの親子~
仲睦まじいカエルの親子の像。
本殿から魔王殿へ着くまでの道のりの途中のどこかに存在します。
ヒントは水の流れている場所です。
~グネグネした木~
下り道の途中で発見。
些細なことですが、この木だけ面白いくらいにグネグネしている!
何がどうなってこうなったのか不思議でたまりません。
こういったちょっとした発見も登山の醍醐味ですね!
そして、ゴール!
下山を終えて鞍馬山から抜け出すと、そこには貴船川がありました。
川沿いの通りは美味しそうなお店が並んでいて、すぐ近くに貴船神社もあるため賑わっています。
基本情報
名称 |
鞍馬山(総本山 鞍馬寺) |
住所 |
京都府京都市左京区鞍馬本1074番地 |
アクセス |
叡山電鉄鞍馬山下車 京都バス国際会館駅前―鞍馬温泉行 貴船口降りてすぐ |
費用 |
【入山料】300円 【ケーブルカー片道】大人200円、子供100円 |
霊宝堂(鞍馬山博物館) |
入館料200円 開館時間…9:00~16:00 休館日 月曜日 |
お問い合わせ |
075-741-2003 |
公式HP |
まとめ
今回は京都のパワースポット鞍馬山をご紹介しました。
軽い観光気分で行ってみたら、しっかりとした登山スポットだったので、鞍馬山へ出掛ける際には、飲み物などをしっかり準備して持って行きましょう。
また、ケーブルカーに乗れば、本殿金堂の近くまで楽に行けちゃいます。
鞍馬山は神秘的パワーにあふれ、自然豊かで人々から愛された伝説の地でした!
この記事を書いた人: 和弥
【かずや】京都の芸大に通う大学生。小説を読んだり、美味しいご飯を食べることが趣味。こう見えてラグビー部のキャプテン。
コメントする