京都在住の大学生がヒッチハイクで東京まで行ってみた!
みなさん、ヒッチハイクってやったことはありますか?
それは通りがかりの車に乗せてもらい、目的地へ辿り着けるかを挑戦する、
コスパ最強の旅であり、移動手段の一つでもあります。
しかし、実際にヒッチハイクをするのはちょっと…といった皆さんの代わりに、今回は学生ライターの和弥が軽いノリでヒッチハイクに挑戦しました!
目的地は東京。
日数は1日限り。
あ~、緊張する~!
持ち物紹介
【今回持って行ったもの】
・スマホ
・充電器
・財布
・着替え
・歯ブラシ
・メモ帳
・筆記用具
・スケッチブック
・マジックペン
一泊する分の荷物と貴重品。持ち物はざっとこんな感じ。
そして重要なのが
スケッチブックと
太い字が書けるマジックペン。
目標は今日中に東京へ着くことですが、朝10時起床、11時に家を出るというゆっくりスタート。
昼12時:大津SA(サービスエリア)
京都駅から電車で大津駅まで行き、そこから徒歩でスタート地点の大津SA(上り線)まで向かいます。
昼の12時
大津SA(サービスエリア)からヒッチハイクスタート!
いきなりスケッチに東京と書いても成功しないので、大きく名古屋と書きました。
実は僕、以前にも一度ヒッチハイクをした経験があるので、メンタル的には余裕と言いたいところですが、二度目であれ緊張します。
↑大津SAから見える琵琶湖。
自分から声をかけに行くなんてことは出来ないので、しばらくエリア内を徘徊。
人が集中している箇所を探します。そして発見したのが人の出入りが多いトイレ前。ここでスケッチを掲げ、待ってみることに。
午後13時頃
眼鏡のお兄さんが声を掛けてきてくれました。
「ヒッチハイクですか?」( ゚д゚)ハッ!
名古屋方面にある土山SAまでなら乗せてくれるとのこと。
ということでトイレ前待機から10分程で本日1台目のヒッチハイク成功です。
眼鏡のお兄さんは僕と同じ大学生ということもあり、車内での会話も盛り上がりました。
新名神高速道路に乗って大津から土山まで(46km)車は走ります。
13時半:土山SA
13時30分頃
土山SA到着。
眼鏡のお兄さんに感謝の気持ちを伝え、さよならをしました。
続いて次のステージ土山SAにて食事休憩。
昼ご飯は土山SA名物のステーキ丼。
美味しかったです!
14時になり、またトイレ前でヒッチハイク開始です。
沢山の人の視線を感じ、心臓はバクバクですが、頑張ってスケッチの「名古屋」の文字を掲げ続けました。
14時20分頃 二回目ヒッチハイク成功!
ご夫婦の二人。
僕の存在に気づくや立ち止まり、声を掛けてくれました。
ということであっさり大山田PAまで運んでもらいました。
(ヒッチハイクって意外と簡単?)
15時:大山田PA
15時頃
大山田PA到着
滋賀を越え、三重までやってきました。
出発地点の大津SAからここまで約90キロ走りました。
東京まではまだまだなので、頑張ります。
駐車場付近でヒッチハイク開始。
今回は開始から5分ほどで成功。
ヒッチハイクは運とタイミングです。
前回同様、優しいご夫婦に乗せてもらいました。
車内では、今大注目のラグビーワールドカップの話題で盛り上がりました!
波に乗ってきた僕ですが、この後のヒッチハイクで大苦戦することに…。
16時:尾張一宮PA
16時頃
尾張一宮PA到着
お父さんと固い握手を交わし、お世話になったご夫婦とここでお別れ。
↑ちょっぴり天気の怪しい尾張一宮PA
愛知県までやってきました。休憩を取り、スケッチに「東京方面」と書いて
16時40分頃
4回目のチャレンジスタート!
入り口、トイレ付近で長時間粘るも、声は掛けてもらえず、作戦変更をして、トラックの運転手に直接声を掛けに行くも、優しく断られます。
気づいたら日も暮れ始め、体は疲労。
(今日はもうここで野宿かな…)
18時30分頃
一旦諦めてスケッチブックを閉じたところ、一人のコーヒーを飲んでいる男性と目が合います。
そのまま近くのベンチに座り込み、諦めかけたその瞬間…
「どこまで行くん?」( ゚д゚)ハッ
さっき目があった男性が声を掛けに来てくれました!
仕事で東京まで行くついでに静岡までならいいよとのこと。
まさかのスケッチブックを閉じた状態でのヒッチハイク成功です!
静岡の浜松SAまで100キロ以上運んでもらいました。
今回乗せてくれたのは、とても気さくな50代の男性。
今日中に東京に着くのは不可能じゃない。
君の努力次第だと励ましてもらい、ヒッチハイク根性をもらいました。
20時半:浜松SA
20時20分頃
大津から計200km以上筆致ハイクでやっとここまで来ました。
晩御飯を食べて気づいたら一時間近く休憩していました。
(おい!時間大丈夫なのか?)
21時
浜松ヒッチハイク挑戦開始
↑夜の浜松SA。人が少なくなってきました。
5回目の挑戦です。神奈川の海老名SAまで乗せてくれる人がいたらラッキー、東京(ゴール)まで乗せてくれる人がいたらもっとラッキー。
↑もはや無人では?
この状況から成功したら完全に奇跡です。
22時
奇跡が起きる
「東京まで乗ってく?」
そう声を掛けてくださったのは、仲のよさそうな男性3名。
うち一人の男性は仕事で映画の脚本を書いているとのことで、どうやら凄い人達に乗せてもらったみたいです。
浜松SAから(海老名SAで途中休憩して)東京までの200km以上、車は走り、話も弾みました。
24時:東京(ゴール)
救世主の三人にさようならをして車から降ろしてもらうと、そこは渋谷駅付近。
そう、東京です!
↑有名な東京駅
これにてヒッチハイク終了。
一泊して次の日は夜まで東京を観光。
乗せてくれた人達はもちろん、アドバイスをくれた方など、たくさんの方の優しさに助けられ、東京まで来ることが出来ました。
本当に感謝しかないです。
まとめ
今回は1日でヒッチハイクをやってみました。
最初は不安でいっぱいでしたが、慣れると楽しいもので、時にピンチもありましたが、それも含め、全部が良い思い出です。
やはり学生ということですんなり乗せてくれた人が多かったです。
若いうちにしか出来ないヒッチハイク、ぜひ挑戦してください!
この記事を書いた人: 和弥
【かずや】京都の芸大に通う大学生。小説を読んだり、美味しいご飯を食べることが趣味。こう見えてラグビー部のキャプテン。
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