京都の電車に乗り放題「歩くまち・京都レールきっぷ」はお得なのか?
京都の秋は紅葉が綺麗ですよね。
毎日、観光客などたくさんの方々で賑わっています。
そんな京都で観光したいけど
「いちいち電車代がかかるの嫌だし、めんどうだなぁ」
と思うあなた!
京都の電車が乗り放題できる「歩くまち・京都レールきっぷ」をご存知ですか?
今回は、この特別きっぷを紹介し、それが本当にお得なのか検証してみます!
使ってみたい方、興味のある方は必見です!
「歩くまち・京都レールきっぷ」って何!?
※JR西日本公式HP
「京都の観光をスムーズかつ効率的に楽しんでもらいたい!」
「車移動を減らし、観光に優しい観光をしてもらいたい!」
そんな思いでできた「歩くまち・京都レールきっぷ」は鉄道会社5つの電車が1~2日間乗り放題です。
利用できる交通機関
・京都市営 地下鉄:全線
・JR西日本:京都~山科,京都~桂川,京都~亀岡,京都~宇治
・京阪電車:出町柳~淀,中書島~宇治,御陵~びわ湖浜大津
・嵐電(京福電車):全線(叡山ケーブル,ロープウェイを除く)
・阪急電車:河原町~洛西口,桂~嵐山
利用できる交通機関はほぼ全ての京都の観光スポットを網羅できます!
ただし、京都の市バスなどは切符の対象外となっているので注意してください。
・歩くまち・京都レールきっぷ
発売期間
1日版:平成30年12月1日(土)~平成31年3月31日(日)
2日版:平成30年11月30日(金)~平成31年3月30日(土)
きっぷ料金
「歩くまち・京都レールきっぷ(1日版)」おとな:1300円
「歩くまち・京都レールきっぷ(2日版)」おとな:2000円
※ご利用開始日の前日もしくは当日に限り発売
電車が1日中、乗り放題であるほかにも京都市内の、たくさんの施設で入場料の割引やオリジナルグッズ進呈など優待を受けることができます!
どんな施設で優待が受けられるの?
京都の人気観光スポットである二条城や京都国際マンガミュージアムの入場料が割引対象になります。
ただ、この施設割引の特典で元を取ろうとするのはなかなか難しい!
個人的に、郊外に出る人におすすめできるきっぷです。
ただ、本当に郊外の観光地ならお得になるのでしょうか?
検証してみましょう!
ホントにお得?安くなりそうなスポットを紹介
京都の中心部で過ごしたい人は、「歩くまち・京都レールきっぷ」より普通の切符を買った方が安いです。
ただ、京都市内から少し離れたスポットに行くときはどうなるのでしょう?
今回、スタート地点を「今出川駅」とします!
そこで、中心部から離れているスポットに行ってみるとどうなるのか!
その実態をお届けします!
※「歩くまち・京都レールきっぷ」は1300円です。
1.嵐山に行くと…?往復960円
(今出川駅→四条駅→烏丸駅→桂駅→嵐山駅)
所要時間36分
京都でトップクラスの人気を誇る観光地、嵐山。
嵐山駅から徒歩で行けるこの場所は、京都市内ではあるものの、河原町などの繁華街からは少し離れた場所にあります。
ここに行くだけでは、お得にはならないようです。
2.平等院に行くと…?往復1000円
(今出川駅→京都駅→宇治駅→平等院)
所要時間は約60分
1052年に創建された平等院。
世界文化遺産であり、12月1,2日にはライトアップが行われていて「秋の平等院を楽しめるに違いない!」
ここも、1300円には届かず。
3.「TWINKLE JOYO」に行くと…?往復1240円
※公式HP引用
(今出川駅→京都駅→城陽駅→城陽市総合運動公園)
所要時間約45分
3つ目だけ、イベントの紹介になります。
昨年には16万人の来場者が来るほどの人気イルミネーション。
このイベントは、中心部から少し離れた城陽市で開催されています。
往復1240円ということで、とても惜しい!
結論
1か所の観光だけでは元を取るのは難しいです!
ただ、帰りに、
「ちょっと木屋町で飲みたいなー」とか
「河原町で夜ご飯たべたいなー」とか
寄り道したくなったときには、追加の交通費がいらないので、お得になりそうです。
また、電車代なんか気にせずに観光したい!っていう人にはホントにオススメできます!
終わりに
どうでしたか?
実際、「歩くまち・京都レールきっぷ」は、使うべきときとそうでないときがあるようです。
ちょっと中心部から離れたスポットに行きたい方
電車代などを気にせずに観光を楽しみたい方
そんな方におすすめ
ぜひ、京都観光を楽しんでください!
この記事を書いた人: 黄助
【きすけ】好きな言葉は「身近な人から幸せに」
人と自由と甘いものが好きなインターン学生。
大仏、富士山、琵琶湖などの日本一を目の当たりにし、現在は世界一に興味アリ!
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