インターン採用担当者がうなる魅力的な自己PRは準備が大事!(書き方・面接対策)
ESや面接で自己PRをする時は、結論と理由とその根拠を伝えるように心がけましょう!
根拠のない実績や長所を話す学生は多いので、自己分析をして具体的に理由と根拠を採用担当者に伝えると、あなたのことを理解してくれます。
自己分析で自分のことを知ろう
ついつい自分のことを分かっているつもりですが、いざ聞かれると答えられません。
事前に自己PRの準備をしてESや面接に挑みましょう。
自己分析をすることで志望動機や自分についての質問に的確に答えられるようになります。
自己分析の仕方を2つ紹介します。
自分史の作成
自分の過去を振り返ることで、自分がモチベーションを持ち続けられるキッカケが分かり、自己PRと志望動機を探すことができます。
自分史はこれまでの経験を羅列し、それぞれの経験をWhyを繰り返して深堀していく方法です。
これを通して
・きっかけ
・モチベーション
・困難な状況とその解決方法
・結果
・学んだこと
を洗い出すことができます。
自分史を通して自己分析をすることで、自分のエピソードを具体的に伝えることができるようになります。
長所と短所を書きだす
自分の長所と短所を紙に書きだすことで、自分を客観的に分析できて自己PRに生かすことができます。
長所と短所は表裏一体なので、短所が長所になり自己PRできることが増える可能性もあります。
おっくうにならずに見つめましょう。
短所がたくさんあるからダメだということではなく、長所と短所を分析して自分の姿を採用担当者に伝えることが大切です。
採用担当者は自己PRでここを見ている
「【必読】インターン面接でよく聞かれる質問集と対策の仕方」を抜粋して紹介します。
採用担当者は積極的に経験を積み、会社に貢献する学生を採用したいと考えているので、インターンのESや面接で学生の「やる気」と「スキル」を見ています。
志望動機を聞くことで、学生の「やる気」を見極め、自分自身について聞くことで学生が持っている「スキル」を判断します。
やる気が低くてすぐ飽きてしまったり、報告・連絡・相談ができずに仕事に支障がきたりしてしまっては、学生自身も会社も困ります。
そのミスマッチを防ぐために面接という採用の手段を使用しているのです。
志望理由と自分自身について聞かれるにあたって、面接官が見ているポイントを詳しく紹介します。
やる気を聞かれたとき
・主体性・・・自ら動いて自分の判断で行動する姿勢があるかどうか。
学生が成果を出すために、社員から指示をもらおうと受動的に仕事をする学生ではなく、自分で積極的に問題を解決していく姿勢がある学生にインターンとして参加してもらいたいです。
・責任感・・・最後までやりきる姿勢があるかどうか。
インターンとして働いて1日目から成果が出るわけではないので、成果がでるまであきらめずに問題を解決していく姿勢がある学生を採用したいです。
スキルを聞かれたとき
・素直さ・・・他人の意見を受け入れることができるスキルがあるか。
事業を成功させるためには自分の経験や考えばかりを押し通すのではなく、他人の意見も受け入れるスキルを持った学生を採用したいです。
・コミュニケーション能力・・・相手と意思疎通ができるスキルがあるかどうか。
仕事をする時に、相手の言っていることを理解できるか、相手に自分が言いたいことを伝えられるかは重要なことです。
また社員やほかのインターン生に報告、連絡、相談をできるスキルを持った学生を採用したいです。
・マナー・・・ビジネスの場で快適に相手とやり取りができるかどうか。
ビジネスの様々なマナーを守り、職場や営業先の相手に不快な思いをさせずに良い関係を築くことができる学生を採用したいです。
その他
・会社の雰囲気(社風)に合うか・・・職場の環境に合うかどうか
社風が合わないと、学生がいつの間にか我慢をしてストレスの負担が多くなることで、すぐに辞めてしまう原因につながります。
そのため、その学生が社風に合うかどうかは面接の段階で判断されています。
面接に焦点を当てて対策を紹介しているのでぜひご覧になってください。
また、その企業がどういう人材を求めているのかを、事前の企業分析を通して推測しておきましょう。
以上のポイントを理解したうえで、ESの記入や面接に挑みましょう。
相手に伝わる伝え方
相手に伝えるには、結論、理由、根拠が必要です。
理由や根拠から話すと言い訳がましく聞こえたり、聞いている人から「・・・で?」と言われてしまうので、結論を最初に述べ、自分がこれから何について話そうとしているかを分かってもらいましょう。
伝えることが苦手だと思っている人は、伝える前に考える癖がついていないだけなので、考える癖をつけて端的に話せるように意識をしてください。
結論
最初に、一言で返事をできるように意識をしましょう。
例)「どうしてインターンに応募したのですか?」
×「将来起業を考えていて、そのためには成長が必要だと思ったからです」
○「成長したいからです」
一言で答えを伝えることで、上の場合だと「なぜ成長したいのですか?」「将来、起業を考えており、力をつけたいからです」と会話を続けることができます。
理由と根拠
自己分析で明らかになった自分の経験やスキルを具体的に、適切に伝えなければいけません。
自己分析を怠ってしまうと、理由と根拠が欠けてしまい、根拠のない自信や根拠のない成功体験を伝えると「口だけだな」と印象が悪くなってしまいます。
例)これまでに頑張ったことはなんですか?
×「高校の部活動で、3年間頑張りました」
○「高校の部活動です。5人から10人に部員を増やし、苦戦していた大会を突破することができました」
「伝える」のではなく「伝わる」ように
自分が伝えたいことを伝えれば、相手に伝わるわけではありません。
もし理路整然と話しても、専門用語を使ったり、早口で話してしまっては採用担当者に自分の想いは伝わりません。
話にメリハリをつけ、一番伝えたいところをゆっくり話して、相手が理解しやすいように話しましょう。
採用担当者に好印象を持ってもらう方法
ESの場合
ESで好印象を持ってもらうためには、まずは具体的なエピソードが書かれた説得力のある文章で採用担当者に伝える必要があります。
文章だけではなく、証明写真も文章以外で自分の印象を良く見せるための大切なツールなので、決して手を抜いてはいけません。
証明写真で自分の見栄えをすこしでも良くできるポイントを紹介します。
・寝ぐせや毛先のハネは写真で目立つので、直してから写真を撮りましょう
・前髪は顔に影を作ってしまいがちなので、おでこにピタっとつけるか、横に流しておきましょう。
・椅子の高さが、若干カメラを見下ろせる高さだと、顎が引くことができます。
・明るく自然な笑顔を作るためには、「あいうえお」と大きく口を開けて顔の緊張をほぐしましょう。
・待っている人がいても、焦らないでください。撮影機の中では写真を撮ることに集中しましょう。
面接の場合
面接では、自己PRだけではなくマナーや姿勢も自己PRと同じくらい見られているので、面接では採用担当者にしっかりしていると思ってもらえるように気を付けましょう。
印象を良く見せる前提として、知っておくべきことがあります。
それはその人の印象は会って0.3秒で決まってしまうということです。0.3秒の間に人を判断する要因のうち55%は表情や態度といわれています。
だから、採用担当者と会う時はしっかり目を見て笑顔で挨拶をしましょう。
最初の印象は表情が大切ですが、TPOに合った服装を着たり、相手の目を見たり、相槌をうつことで印象は良くなっていきます。
さいごに
ESや面接は採用担当者との対話だということを忘れてはいけません。
ESや面接を通して、その学生のやりたいことと企業が求める人材をマッチングさせることが目的なので、事前に自分のやりたいことを明確にしておきましょう。
この記事を書いた人: 京トーク編集部
京トーク編集部です。
大好きな京都で生活をし、京都に住んでいる人や京都を訪れる人に、もっと京都を楽しんでほしい!と思い、日々記事を更新。
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