就活生必見!正しいリクルートスーツの選び方
これから就活をひかえている大学生の人のなかで、「そろそろリクルートスーツを用意しなければいけない」と考えている人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、就活に使えるリクルートスーツはどんなものを用意するべきか、大学入学や成人式で購入したスーツで代用はできないのか、と迷う人も多いでしょう。
第一印象が重要な就活では、リクルートスーツ選びも慎重になりがちです。
リクルートスーツ選びに困っている大学生に向けて、今回は就活のための正しいリクルートスーツの選び方を解説します。
リクルートスーツを選ぶポイントに加えて、スーツに合うアイテムの選び方、さらに正しいスーツの着方も紹介していますので、ぜひ就活の成功につなげてください。
リクルートスーツと普通のスーツの違いとは?
リクルートスーツを購入する前に、すでに手持ちでスーツを何着か持っている人も多いでしょう。
ここで気になるのが、普通のスーツはリクルートスーツとして使えるのか、そもそもリクルートスーツとはどんなスーツか、ということです。
まずは、リクルートスーツとはどんなスーツを指すのかを解説します。
リクルートスーツとは
リクルートスーツとは、大学生や求職者が就職活動のために着用するスーツを指します。
明確な定義はありませんが、2000年ごろから現在の黒を主体としたスーツが一般的なリクルートスーツのスタイルとして確立しました。
リクルートスーツで使えない3つのスーツ
リクルートスーツで使えないスーツとは、柄が入っているものと、極端な色味のスーツ、礼服が該当します。
リクルートスーツに明確な定義はありませんが、無地で色は黒が一般的です。
業種によっては、濃紺やグレーもリクルートスーツとして使えることもあります。
よって、チェックやストライプなどの柄が入っているもの、ブラウンや紫などの色味のスーツはリクルートスーツとしてはふさわしくありません。
色が黒くて無地なら、礼服で代用できないかと考える人もいるかもしれません。
けれども、リクルートスーツと礼服では、スーツの素材や光沢、色の染め方が違うため着用した印象が全く違います。
両方とも似ていますが、それぞれを代用することはできません。
リクルートスーツと礼服、両方を持っておくようにしましょう。
大学入学時に買ったスーツでもいいの?
大学入学時に、リクルートスーツとしても使用できるスーツを購入していた場合は、リクルートスーツとしても使えるでしょう。
ただし、スーツも年数とともにだんだん劣化が出てきます。
あらかじめ購入していたスーツをリクルートスーツとして使用する場合は、どこか汚れたり破れたりしていないかをチェックし、就活で悪い印象を与えないかどうか確認しておきましょう。
手持ちのスーツが使えないものの場合、リクルートスーツを新しく購入しなければいけません。
次に、初めてリクルートスーツを購入するときのポイントを紹介します。
リクルートスーツを選ぶ際のチェックポイント
リクルートスーツを選ぶときにおさえておきたいポイントは、以下の5つです。
・色は黒または濃紺の無地
・デザインは2つボタンのシングルスーツ
・自分に合ったサイズのもの
・2着以上用意しておく
・予算は1~3万円内が無難
チェックポイント1:色は黒または濃紺の無地
就活では無難な服装が一番です。
黒または濃紺、無地のリクルートスーツを選びましょう。
また、業種によってはほかのカラーも可能な場合があります。
その際には、自分が応募する企業や業種の研究のなかで、どのようなリクルートスーツを選べばいいのかのリサーチも同時に行っておきましょう。
チェックポイント2:デザインは2つボタンのシングルスーツ
就活で使うリクルートスーツは、2つボタンのシングルスーツが基本です。
ダブルスーツや2つ以上のボタンの物は避けましょう。
チェックポイント3:自分に合ったサイズのもの
色や柄、スタイルがぴったりのリクルートスーツを選んでも、サイズが小さいと窮屈そうで貧相に、逆に大きいとだらしない印象を与えてしまいます。
必ず自分にフィットするサイズのスーツを選びましょう。
スーツのサイズをチェックするポイントは、肩幅、着丈、腕回り、袖の長さ、パンツまたはスカートの大きさです。
試着をしたり、スタッフの人に自分のサイズを測ってもらったりして、ぴったりのものを選びましょう。
チェックポイント4:2着以上用意しておく
就活が毎日続く場合、1着のスーツではしわや汚れが付きやすくなります。
リクルートスーツは2着以上用意し、1回着たスーツは休ませてほかのスーツとローテーションするようにしましょう。
毎日ピシッとしたリクルートスーツで就活ができるので、企業側からの印象も良くなります。
チェックポイント5:予算は最低でも1~3万円内が無難
1万円以下の低価格のスーツだと、素材が薄かったりしわがつきやすかったり、傷みやすかったりします。
就活の間だけ使うリクルートスーツでも、最低1~3万円の価格帯で選ぶのが無難です。
スーツ専門店では、就活のためのスーツ特集や大学生向けのキャンペーンなどを行っていることも多いため、上手に利用してみましょう。
リクルートスーツに合うアイテムの選び方
正しい就活の服装は、リクルートスーツ本体だけでなく、ネクタイ、シャツ、靴などのアイテムも適切なものを選んで初めて完成します。
リクルートスーツと一緒に覚えておきたい、ほかのアイテムの選び方を見てみましょう。
ネクタイはシーンで色を使い分けよう
男性が着用するネクタイは、色によって相手に与える印象が異なってきます。
就活におけるシーンや、相手に与えたい印象によって色を決めましょう。
青系のネクタイは、クールで知的、誠実な印象を与えるので最終面接に向いています。
赤系のネクタイは情熱ややる気のある印象のため、自己アピールや集団面接向き。
黄色系は華やかで目に留まりやすいため、応募書類の写真で使うと良いでしょう。
なお、ピンクなどの個性的な色は避けておくのが無難です。
シャツは白色、体型で襟の形を選ぶ
リクルートスーツに合わせるシャツは白の無地を選びましょう。
また、細身~普通体系の人は標準的な襟の形のレギュラーカラーを選びます。
首が太い、またはがっしりとした体形の人は左右の襟の開きが広いワイドカラーを選ぶと、窮屈になりません。
靴とベルトは黒色、男性は紐靴で
リクルートスーツに合わせる靴は、黒色を選びます。
男性はスタンダードな紐靴タイプで甲の部分に縫い目がないシンプルなプレーントゥ、または甲に一直線の縫い目が入ったストレートチップを選びましょう。
また、全体的な統一感を出すためにベルトも靴と同じ黒を選びます。
リクルートスーツは入社後いつまで着られる?
就活が終わってもリクルートスーツはそのまま入社後も着られるのか、新しく社会人としてのスーツを購入すべきか迷う人も多いですよね。
一般的には、入社すぐの新入社員の時期ならリクルートスーツでの仕事も問題ないとしている企業も多いです。
ただし、同じスーツ1着を着続けるのではなく、TPOや季節に応じてスーツを使い分けるのも、社会人のマナーとして大切という意見もあります。
初めての給料やボーナスが出たら新しくスーツを購入し、徐々にリクルートスーツから卒業していく新社会人が多い傾向になっています。
1年以上リクルートスーツを着ていると白い目で見られる、ということもあるため、リクルートスーツを着られるのは入社数ヶ月間と考えておきましょう。
リクルートスーツの正しい着方
最後に、就活の印象がぐっと良くなるリクルートスーツの正しい着方のポイントを紹介します。
上着のポケットは空に
リクルートスーツの上着にはポケットがついていますが、中に何か入れると正面から見たとき、左右非対称になってだらしない印象になってしまいます。
スマートフォンやお財布は、スーツではなく鞄に入れましょう。
ボタンは一番下まで留めない
上着はシングルスーツで2ボタンの場合は一番上のみ、3ボタンの場合は二番目まで留めるのが正しい着方です。
最後のボタンまで留めないようにしましょう。
パンツの折り目をつける
スーツのパンツの折り目は、着用を繰り返すと折り目が消えてしまいます。
着用前にアイロンをかけて、ピシッと折り目をつけて引き締まった印象を復活させましょう。
まとめ
リクルートスーツは就活の印象を決める大切なアイテムです。
自分にぴったりのサイズや正しいリクルートスーツを選び、着こなせば企業へも好印象を与えられるようになるでしょう。
この記事を書いた人: 京トーク編集部
京トーク編集部です。
大好きな京都で生活をし、京都に住んでいる人や京都を訪れる人に、もっと京都を楽しんでほしい!と思い、日々記事を更新。
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