インターン後のお礼メール 書き方のポイント!【例文・採用担当の添削付き】

インターンシップが終わり、家に着くと、きっと疲れがあると思います。家に着いて、「インターンシップ終わったー!」なんて思っていませんか?
実は、ここで「できる学生」と「できない学生」が分かれます。
それは、インターン後に、お礼のメールを送るかどうかです。
「できる学生」は、インターンが終わっても気を抜かず、その日のうちに企業宛てにお礼のメールを送ります。
では、どんなお礼メールを送ればいいのでしょうか?
Web上では、お礼メールのテンプレや記入例はたくさんありますが、ここでは、京トーク編集部の大学生2人が短期インターンに参加し、実際に企業へ送ったお礼メールを採用担当者にみてもらいました。
下記6項目で添削をしてもらい、◎〇△×の4段階で判定してもらいました。
<評価ポイント>
・件名が分かりやすいか
・宛先や挨拶を適切に書いているか
・内容が簡潔であるか
・熱意が伝わるか(具体的なエピソードがあるか)
・終わりに署名が適切に書かれているか
・誤字脱字が無く書けているか
インターン生①のお礼メールと評価とポイント
判定:〇
評価ポイント
◎ 件名が分かりやすいか
◎ 宛先や挨拶を適切に書いているか
◎ 内容が簡潔であるか
〇 熱意が伝わるか(具体的なエピソードがあるか)
◎ 終わりに署名が適切に書かれているか
〇 誤字脱字が無く書けているか
件名:先日のお礼【7/29京都開催インターン参加者 山田 一郎】
株式会社○○
人事部
採用ご担当 ○○様
お世話になっております。7/29京都開催のインターンシップに参加しました山田と申します。
そのお礼を申し上げたく、ご連絡致しました。
今回、貴社の実践的なワークを通して、多くの気づきを得ることができました。
貴社は、〇〇業界の中でも、多事業を展開され、「社会の問題点を解決する」という高い志があります。
今回のインターンシップを通して、より一層貴社で活躍したいという思いが強くなりました。
説明選考会が開催された際には、是非とも選考に挑戦させて下さい。
ご多忙の中、丁寧にご指導くださいましたこと、心より感謝しております。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
――――――――――――――――――
○○大学 ○○学部 山田 一郎
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:xxxxx@●●-a.jp
――――――――――――――――――
<採用担当からのアドバイス>
① 件名が、誰から何の用で送られてきたかわかりやすいです。
② 宛先と挨拶GOODです!
インターンシップのタイトルを表記すれば、より明確になりますね。
例:大阪開催○○(正式名)に参加・・・
③ 連絡した趣旨を伝えている点はGOOD!
メールの要旨を初めに伝えることで、簡潔にまとまっています。
素直に「ありがとうございます」でも大丈夫です。
④ 「・・・多くの気づきを得ることができました」の部分を、もう少し具体的に書けると、より思いを届けられますよ。
事業内容や企業理念に触れるのは、GOOD!事実だけを述べるより、「…高い志に感銘を受けました。」というように、自分がどう感じたかを書くとより良いでしょう。
⑤ 大学名、学部、名前、連絡先が書けていれば、完璧です!
⑥ 誤字脱字ではありませんが、文中の名前も名字だけでなくフルネームで名乗るようにしましょう。
インターン生②のお礼メールと評価とポイント
判定:△
評価ポイント
△ 件名が分かりやすいか
△ 宛先や挨拶を適切に書いているか
◎ 内容が簡潔であるか
△ 熱意が伝わるか(具体的なエピソードがあるか)
〇 終わりに署名が適切に書かれているか
◎ 誤字脱字が無く書けているか
件名:インターンのお礼
株式会社○○
採用ご担当者様
先日は貴社の1dayインターンに参加させていただき、ありがとうございました。
たった4時間という短い時間でしたが、終えてからもっと貴社のことを知りたい、体験したいと思うようになりました。
また、経営戦略ゲームを体験するなかで意思決定の早さがいかに大切か、さらには目標を設定することで戦略に大きく影響してくることを体験することができ、働くことのイメージを持つことができました。
次回このような機会があればぜひ参加させていただきたいと考えています。
今後ともよろしくお願いいたします。
山田 二郎
<採用担当からのアドバイス>
① 件名だけで誰からのメールかわかるようにしましょう。
例:インターンのお礼【〇〇大学〇〇学部●●】
② 宛先が書けています。
部門名(人事部)と、担当者の名前が分かるとなおよいですね!
自己紹介をしましょう。
また、インターンシップの正式な名称と、いつに行われたものであるかも明確にすると、採用担当者への配慮となりますよ。
短期インターンシップの場合、複数やっている可能性もありますからね。
③ 内容は、シンプルで簡潔ですね。
④ 具体的に書こうとする姿勢は見られますね。
その日の感想や学び、今後に生かすことなどを書くと、インターンを有意義に過ごしたことが伝わりますよ。
定型文でもよいのですが、自分なりの言葉で伝えると、より採用担当の心に響くメッセージとなります。
⑤ 署名が書けています!
大学名や連絡先が書かれているとなお良いです。
⑥ 誤字脱字は特にありません。
「結局、どんなお礼メールを送ればいいの?」
採用担当者の心に響いた、6つの評価ポイントを満たす◎判定のメールをご紹介します。
評価ポイントを意識して、参考にしてみて下さい!
判定◎
◎ 件名が分かりやすいか
◎ 宛先や挨拶を適切に書いているか
◎ 内容が簡潔であるか
◎ 熱意が伝わるか(具体的なエピソードがあるか)
◎ 終わりに署名が適切に書かれているか
◎ 誤字脱字が無く書けているか
件名:先日のお礼【7/29京都開催インターン参加者 山田三郎】
株式会社○○
人事部
採用ご担当 ○○様
お世話になっております。7/29京都開催の○○(インターンシップ名)に参加しました〇〇大学の山田三郎と申します。
この度は、貴重な学びの機会を頂き、誠にありがとうございました。
今回、貴社の実践的ワークを通して、多くの気づきを得ることができました。
特に、○○様の「ヒアリングは、自分の思いを伝えてから始まる」という言葉に感銘を受けました。社員の方々がお客様や取引先の立場に寄り添い、課題を親身になって解決しようとする姿勢があるからこそ、お客様や取引先の信頼が得られるのだと気づき、貴社の魅力を改めて感じることができたように思います。
貴社は、〇〇業界の中でも、多事業を展開されている点や、「社会の問題点を解決する」という高い志に強く感銘を受けました。
今回のインターンシップを通して、より一層貴社で活躍したいという思いが強くなりました。
説明選考会が開催された際には、是非とも選考に挑戦させて下さい。
ご多忙の中、丁寧にご指導くださいましたこと、心より感謝しております。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
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○○大学○○学部 山田 三郎
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:xxxxx@●●-a.jp
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お礼メールを送るまでがインターン
インターン後にお礼メールを送るかどうかで
採用担当者の印象は左右します。
「お礼メールを送るまでがインターン」
という意識を持ちましょう!
ここで挙げた6つのポイントを生かし、
お礼メールで就職活動を有利に進めて下さいね!

この記事を書いた人: 黄助
【きすけ】好きな言葉は「身近な人から幸せに」
人と自由と甘いものが好きなインターン学生。
大仏、富士山、琵琶湖などの日本一を目の当たりにし、現在は世界一に興味アリ!
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