【同志社の経済学部生必見!!】ゼミの倍率・GPAの基準・選び方を一度に紹介するバイブル書
同志社大学の経済学部に所属しているみなさん。
大学のゼミ選びで困っていませんか?
「選考で落ちたら入れないの?」
「ゼミがたくさんありすぎて、どれがいいのか分からない!」
「そもそもゼミって入らないとダメなの?」
今回は、同志社大学経済学部3回生鹿野ゼミに所属している筆者の体験談を交えながら、経済学部のゼミについてお伝えします!
ゼミってそもそも何?
『広辞苑 第六版』によるとゼミとは、
「大学の教育方法の一つ。教員の指導の下に少数の学生が集まって特定の分野・テーマについて文献購読や発表・討論などを行うもの」(P.1582より引用)
簡単に言うと、「少人数で特定のテーマを研究しようぜ!」というものです。
幅広い一般知識を学ぶ講義形式でインプットするのに対して、ゼミはアウトプットが多いと考えてもらえたら大丈夫です。
同志社大学経済学部のゼミ数は、全部で48つあり、各ゼミの定員数は20名前後です。(2018年12月現在)
ゼミには入るべき?
筆者の結論を言うと、「自分のやりたいこと」があれば入るべきですし、そうでなければ無理に入る必要はないと思います。
ゼミに入るメリットはたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。
筆者の経験に基づき、少しご紹介します。
メリット
①就活の面接で、話すネタができる
就活が始まると、面接で話すネタがなくて困っている学生は意外と多いです。
その点、ゼミでは、専門的な知識が学べるため、他の学生にはない強みを作ることができます。
②ゼミ内で、縦や横のつながりができる
ゼミは少人数で専門的な勉強・研究をするため、お互い仲が深まります。
またその他にも、飲み会や運動会などのプライベートでも共にすることが多くなるので、横だけでなく縦との繋がりもでき、ゼミが家族のようなコミュニティとして機能しています。
③社会で役立つスキルが身に付く
ゼミは専門分野を勉強するだけでなく、自分の考え・研究をアウトプットする場でもあります。
プレゼンテーションやディベートをする機会が多くあり、社会で必要な基礎スキルがフライングで身につきます。
デメリット
①時間に縛られる
ゼミ内で合宿やビジネスコンテストなどがある場合、長期的にその課題に取り組まなければなりません。
ゼミに拘束されて他にやりたいことが制限されてしまうのがデメリットです。
②人間関係のトラブル
ゼミは少人数で、かつ専門的な分野に真剣に取り組むので、人数が少ないがゆえに意見のすれ違いで衝突する機会が多くあります。
人間関係が上手くいかず、辛い思いをし、逃げ出したいときもあるんですが、少ない人数なので、1人1人の責任が重い分、逃げ出しづらい状況です。
人間関係で悩み、なかなか友だちとかに相談できないなら、大学の相談センターにいくことをおすすめします。
ゼミの選考に受かるには?
ゼミの中には、倍率が約3~4倍ある人気ゼミ(新関ゼミ、田中ゼミなど)と、定員割れしているゼミがあります。
人気ゼミほど、就活に強いという特徴があり、先輩とのつながりも強い傾向があります。
気になる、ゼミの選考基準は・・・
私の体験談で言うと、GPAだと思います。 (※このGPAは1回生の前期・後期をあわせたものをさします)
実は筆者はGPAが4段階中2.4とあまり成績が良くありませんでした。
結果、ゼミに落ちてしまい、そのゼミの合格者のほとんどがGPA3.0以上でした。
ですので、人気ゼミに合格したい方は1回生のときに一生懸命勉強し、良い成績を修めることをおすすめします。
また、暗黙のルールで足きりがあるのですが、そこに関してはGPA2.0以上あれば大丈夫です。
ただ、もしゼミ選考に落ちてしまっても、ゼミ選考は第一次選考、第二次選考があり、第一次選考で落ちても、救済措置として第二次選考を受けられます。
第一選考で定員がいっぱいになったゼミには申し込みができませんが、定員割れのゼミにチャレンジすることができます。
ゼミ一覧
ゼミ名 | 研究テーマ |
荒渡ゼミ | マクロ経済学・動学的政治経済学 |
東ゼミ | 生産、分配および消費に関する理論的・実証的研究 |
福岡ゼミ | 戦前期朝鮮の工業化 |
船橋ゼミ | 少子高齢社会における経済と福祉問題 |
布留川ゼミ | 産業革命期イギリスの奴隷貿易、奴隷制度廃止運動 |
本領ゼミ | 情報の経済学、ゲーム理論 |
伊多波ゼミ | 少子高齢社会と財政政策 |
河島ゼミ | 文化政策の国際比較 |
岸ゼミ | 自然環境と調和した経済社会を築くために私たちは何をどうすればよいのだろうか |
北川ゼミ | 日本経済とマクロ経済学の理論的・計量的研究 |
北坂ゼミ | 現代日本経済の計量経済学的研究 |
小橋ゼミ | 企業行動の理論的・実証的研究 |
小林ゼミ | ネットワーク産業に関する経済分析 |
小藤ゼミ | 地域・都市経済研究 |
久保ゼミ | 国際金融の経済分析 |
宮本ゼミ | 能力開発を中心とした持続可能な人材マネジメントのあり方についての探求 |
宮崎ゼミ | 情報システムの研究 |
宮澤ゼミ | 少子高齢化のマクロ経済効果・社会保障の制度改革 |
茂見ゼミ | 不完備市場モデルの一般均衡分析 |
新関ゼミ | ファイナンスの実証分析 |
西村ゼミ | 京都の街を職人という切り口から分析する |
西岡ゼミ | 日英米の比較経済思想と社会政策、都市・産業集積の学説、近現代都市の経済構造の変遷 |
落合ゼミ | 社会の数理 |
奥田ゼミ | 近代日本都市史(特に都市コミュニティの研究) |
大野ゼミ | 政治経済学・非主流派マクロ経済学 |
小野塚ゼミ | 国際政治経済学 |
佐々木ゼミ | 創造都市と創造経済にかんする国際比較研究 |
佐竹ゼミ | フィッシャー仮説の検証 |
鹿野ゼミ | 日本経済と金融 |
菅ゼミ | 19-20世紀の工業社会と都市経済 |
高井ゼミ | 情報システムの社会科学分野への応用 |
竹廣ゼミ | 企業組織および企業行動に関する実証分析 |
田中ゼミ | 寡占理論や貿易政策理論 |
谷村ゼミ | 資本主義経済の政治経済学 |
徳岡ゼミ | 都市化と交通システムの相互関係 |
角井ゼミ | 合衆国農業部門の史的展開に関する実証分析 |
上田ゼミ | タイの経済発展 |
和田ゼミ(喜彦) | 生態系と共存できる永続的で公正な社会経済システム構築 |
和田ゼミ(美憲) | メカニズムデザイン |
八木ゼミ | コンテンツ産業競争力強化のための社会資本整備・教育政策・格差生成のメカニズムの研究 |
山森ゼミ | 社会政策・福祉国家の思想史・現在・明日 |
横井ゼミ | 中国における国有企業改革の帰結と「新常態」 |
四谷ゼミ | 経済成長理論、教育の経済分析 |
まとめ
いかがだったでしょうか。
特に同志社大学の経済学部は人数もゼミの数も多く、選ぶことに苦労すると思います。
他人に流されず、自分のやりたいことに合わせてゼミ選びをすることが一番だと筆者は思います。
この記事を書いた人: 京トーク編集部
京トーク編集部です。
大好きな京都で生活をし、京都に住んでいる人や京都を訪れる人に、もっと京都を楽しんでほしい!と思い、日々記事を更新。
チームの仲間たちと共に京都の魅力を発信していきます!
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