京都在住の私が選ぶ!普段買いしている京都の手土産和菓子(餅Ver.)7選

更新日:2019.04.23 Tue

京都の手土産で、「餅」と聞くと、みなさんどのお店の商品を思い浮かべますか?ひとえに餅といっても、色々な種類があるので、何を買えばよいのか迷いますよね。

 

実は私はあまりあんこが好きではなくて、自ら進んであんこを食す機会は少ないのですが、そんな私でも食べられるあんこ入りのお餅をはじめ、色々なお餅を紹介していきたいと思います。

 

尚、並んでまで買いたくない京都人の為にも、お得なマル秘情報をふんだんに盛り込んでおりますので要チェックです!

 

京都生まれ、京都育ち、京都在住30年越えの私が選ぶ、本当に普段買いしている手土産シリーズ第3弾、今回も独断と偏見、完全主観で大公開!これであなたも京都人の仲間入り!

1.【京菓子司満月】創業江戸末期の熟練の技術の伝承が息づいた最高傑作

「一種類の餡で一種類の菓子しかつくらない」という基本方針の元、阿闍梨餅、満月、京納言、最中の四種類のお菓子のみで勝負している京都の老舗店舗です。

阿闍梨餅

(出典:満月公式HP)

 

デパ地下では、午後になると品切れしていることが多い阿闍梨餅。贈答用の箱入りとは別に、自宅用に簡易包装で売っているので、私はもっぱらそちらを購入しています。

 

大正11年からずっと変わらない味で沢山の人に愛されてきた阿闍梨餅。特徴は、餅粉で作られたモチモチの食感。むいーんと伸びる皮が絶妙な歯ごたえです。

(出典:満月公式HP)

中の小豆は丹波大納言小豆を使用しており、甘過ぎず、上品な甘さで、粒あんを感じさせないほど小豆の皮が柔らかです。皮いっぱいまでぎっしり詰まっているのも魅力的。

 

あんこを好んで食さない私ですら、阿闍梨餅のあんこは大好き!一つ、二つ、三つ…と手が止まりません!

 

原材料は、砂糖、小豆、餅粉、卵、トレハロース、水飴のたった6つで、防腐剤や食品添加物は一切入っていないのも体に優しく嬉しいですよね。

(出典:満月公式HP)

値段は1個108円(税込)とお手頃価格です。ほかにも10個入り1,188円(税込)、15個入り1,836円(税込)などがあります。10個以上は箱入りにもできるのでお土産や贈答用にもおすすめです。

 

賞味期限は製造より5日間で、直射日光・高温多湿を避け常温での保存が可能です。

小分けにされているので、職場へのお土産に最適ですよ!

 

尚、本店では、作り立てを購入できるので、是非一度召し上がってみてください。いつものムッチリ感ではなく、外はパリッ、中はふんわりで小豆の風味がより一層引き立ったいつもと違う味わいを堪能できます。

住所

〒606-8202

京都府京都市左京区田中大堰町139

営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜日
連絡先

075-791-4121

フリーダイヤル:0120-24-7373

公式ホームページ http://www.ajyarimochi.com/index.html
販売場所

直営店:本店/金閣寺店

    清水産寧坂店

販売店:大丸京都店

    大丸山科店

    高島屋京都店

    高島屋洛西店

    JR京都伊勢丹

    京都駅TheCUBE

     おみやげ小路京小町「北館」

    京都駅観光デパート

     ポルタ店

    近鉄名店街

     ハーベス京銘館店

    京都駅新幹線改札内

     京のみやげ店

    京都駅新幹線改札内

     古都みやび店

    京都駅新幹線改札内

     舞妓店

    京都駅構内

     ギフトキヨスク京都

    京都駅構内

     ギフトキヨスク京都西

    四条センター

    出町桝形商店街

     松村食料品店

    京都・時代祭館

     十二十二

2.【神馬堂】売り切れ次第即終了、賞味期限当日の幻の焼き餅

明治5年創業、焼き餅一筋であっさりした粒餡をたっぷり、甘味のないシンプルな白餅で包み、一つ一つを丁寧に鉄板で焼き上げる手法を守り続けている老舗。

焼き餅(正式名称は葵餅)

 

京都人は「焼き餅」としか言わないけれど、正式名称は葵餅。私は神馬堂本店で買ってハフハフしながらすぐ食べる味が大好きです。

 

甘さ控えめの粒あんを柔らかな餅で包み、香ばしい香りを放つ焼き目をつけた焼き餅は、創業当時から変わらない製法で作られ、添加物不使用の優しい味わい。

 

お餅の伸びがとにかく良く、噛みきれないくらい。でも、口の中に入れたら喉越しとキレがよく、弾力抜群なのにキレも抜群という不思議な食感を体験することができます。

 

出来立ては伸びも香ばしさも一味違い、餠本来の美味しさが存分に生かされています。時間とともに質がどんどん下がるので、その場で食べるのと、持ち帰ってから食べるのとでは少し質感も味も変わってしまいます。

 

とにかく売り切れが早い!開店は7時ですが、10時の時点で売り切れて泣く泣く帰ったこともあるので、確実に購入したい方や個数を沢山買いたい方は、あらかじめ予約をおすすめします。

 

1個130円(税込)で販売されております。尚、実は京都の大丸のデパ地下でも買えるので(デパ地下は5個650円のみ)、本店まで足を伸ばせない方はこちらで購入してみてはいかがでしょうか。

 

デパ地下で購入した場合や、頂き物の場合は、そのまま食べても勿論美味しいのですが、少しあぶって食べれば、この上ない幸せを堪能できるのでオススメです!

住所

〒603-8065

京都府京都市北区上賀茂御薗口町4

営業時間

7:00~16:00(売り切れ次第閉店)

火曜日のみ7:00~12:00

定休日 水曜日
連絡先 075-781-1377
公式ホームページ なし
販売場所

直営店:本店

販売店:大丸京都店

3.【出町ふたば】ひと口食べれば虜になる老舗和菓子屋がつくる美味しさ

創業1899年(明治32年)の老舗和菓子屋さんです。名代 豆餅をはじめ、たくさんの和菓子がありテレビなどのメディアに取り上げられ、行列の絶えない大人気のお店です。

名代豆餅

 

触れると指紋が付くんじゃないかと思うくらいぷにゅぷにゅの柔らかいお餅のなかに滑らかなこし餡、これでもかというくらい入っている豆が特徴的な豆餅。

 

一口食べると、お餅がすーっと伸びてもち米の繊細な風味が口の中に広がります。江州米を使用した柔らいお餅、北海道十勝産の小豆を使用した上品な甘さの滑らかなこしあん、北海道美瑛産の塩味が効いた赤エンドウ豆の香ばしさが三位一体に。

 

 

赤エンドウ豆の存在感が出るように計算して丸められた芸術品。1つ70グラム以上の守餅は、ずっしりとした重みがあります。使用しているのはもち米・エンドウ豆・小豆・砂糖・食塩のみで、保存料は未使用のため、賞味期限は当日中。

 

大きな豆餅をつぶさないようにそっと両手で持って口に運ぶ時、やわらかな餅にかぶりついた瞬間、こし餡の滑らかな舌触り、赤エンドウ豆の香ばしさを感じる瞬間、食べ終わったときの満足感…幸せ尽くしな時間です。

 

 

1つ175円で、本店では1つから購入できます。ただ、本店は平日でも行列ができているので、並ぶのを覚悟で訪れて下さいね。

 

並ぶのはちょっと…と思う方や、出町柳までいくのはちょっと…という方のために、京都高島屋と大丸京都店の地下にも販売されています。

 

また、京都伊勢丹でも販売されており、こちらはインターネット予約ができますので、絶対にゲットしたい方は伊勢丹で購入されるのがオススメです。

 

ただ、実は…知らない方も多いのですが、本店でも予約できるんですよね!受け取り時間と商品を予約しておけば、行列に並ぶことなくゲットできます。予約は、前日の営業終了17:30までという事なので、予約される方は前日までに予約してください。

 

住所

〒602-0822

京都府京都市上京区出町今出川上ル青龍町236

営業時間 8:30~17:30
定休日

火曜日(祝日の場合は翌日)

第四水曜日(祝日の場合は翌日)

連絡先 075-231-1658
公式ホームページ なし
販売場所

直営店:本店

販売店:大丸京都店

    高島屋京都店

    JR京都伊勢丹

    京都駅構内

     グランドキヨスク京都

    京都駅構内

     ギフトキヨスク京都

    京都駅構内

     ギフトキヨスク京都西

4.【笹屋昌園】最高級ランクの蕨粉をふんだんに使用した贅沢な一品

選び抜かれた至高の材料。安全、安心であるための自然由来。手間暇を惜しまない手仕事に込めた創業大正七年の老舗がつくる和菓子の数々。

極み

(出典:笹屋昌園公式HP)

国産本蕨粉の中でも、一度にわずかしか採れず、雑味の少ない国産Aランク(最高ランク)本蕨粉がふんだんに使用された贅沢な一品です。

 

本蕨粉の割合が多いため、きれいに切り分けるのは困難で、四角い箱に敷き詰められたプルプルな状態で販売されています。

 

大きいサイズの方は、厳選された丹波産の黒豆から作った、ふんわりときめ細やかな「京きなこ」と「抹茶きな粉」がついており、小さいサイズの方には、「京きなこ」のみがついています。

(出典:笹屋昌園公式HP)

口に入れるとすーっと滑らかにとろける食感。きなこ自体は全然甘くなく、わらび餅自体に上品で優しい、自然な甘さがあるのが特徴的です!

 

しっかり甘いわらび餅が好みの方だと極みの味を薄いと感じるかもですが、甘ったるくない優しい甘さなのであっという間に完食しちゃえます。

 

きなこをお皿に広げて本わらび餅をスプーンですくってまぶして食べてね、というのがお店のおススメなのですが、ずっときなこにまぶしておくと食感が低下するので注意です。

 

大サイズは1,944円、小サイズは1,080円で、本店の他、京都高島屋でも購入できます。楽天にもオンラインショップがあるので、そちらから是非お取り寄せしてみてください!

住所

〒616-8015

京都市右京区谷口園町3-11

営業時間 10:00~18:00
定休日 火曜日
連絡先 075-461-0338
公式ホームページ http://sasayasyoen.jp/
販売場所

直営店:本店/京都伊勢丹店

販売店:高島屋京都店

    オンラインショップ/楽天

5.【梅園】円柱形の小ぶりなみたらしは絶妙な垂れとのコラボレーション

昭和2年に創業の、京都では老舗中の老舗の甘味処。かき氷の宇治金時白玉と抹茶アイスクリームのトッピングなど沢山のメニューがあり、テイクアウトも充実。

みたらし団子

(出典:梅園公式HP)

名物のみたらし団子は、よく見かける丸っこい形ではなく、俵形に串刺しされており、まるで金太郎飴みたいな円柱形。昭和の初めからこの「ねぎイカダ焼き」の形はかわっていないそうです。

 

ふわふわっと柔らかで、でも力強い弾力のあるお餅は、お餅自体がほんのり甘くて、これだけ食べても十分においしいだろうなぁと思う一品!

(出典:梅園公式HP)

いい感じの焦げ目の芳しい香りと苦味に、甘くもなく辛くもなく、ちょうどいい塩梅の醤油ベースのタレが絶妙なコラボレーションを生み出しています。

 

写真ではわかりにくいかもしれませんが、1本が小さい!お餅が4つ刺さっていますが、一口で全部口に入ってしまう小ささなので、5本だと一瞬でなくなってしまいます。

 

テイクアウトはもちろん、甘味処らしいこじんまりとした歴史のある店舗でのイートインも可能です。

(出典:梅園公式HP)

5本パック入りは390円から。10本袋入り780円、15本袋入りは1,030円です。みたらし団子以外にも、色々な和菓子を持ち帰ることができるので、目移りしちゃいますね!

住所

〒604-8032

京都市中京区河原町三条下る山崎町234-4

営業時間 10:30~19:30
定休日 なし
連絡先 075-221-5017
公式ホームページ http://umezono-kyoto.com/
販売場所

直営店:河原町店/清水店

姉妹店:うめぞのCAFE&GALLERY

    うめぞの茶房

    oyatsu JR京都伊勢丹店

6.【加茂みたらし茶屋 本家 亀屋粟義】大正11年創業、みたらし団子発祥の地

世界文化遺産下鴨神社(賀茂御祖神社)から徒歩3分の場所に控えるみたらし団子発祥のお店。下鴨神社のみたらし池に湧き出す水玉を象ったお団子を作り続けています。

御手洗団子(みたらしだんご)

 

どうやって丸めているんだろう?と思うほど小ぶりの団子が5つ串に刺さり、濃いめの琥珀色のタレが掛かっている姿は、キラキラと光っていて、とても美味しそう。

 

お団子の食感は、モチモチというよりは適度な弾力があり、やや硬めのしっかりした団子で、お米の香りや歯ごたえが強めです。

 

黒砂糖のコクがかなり効いていて、甘みの中にも黒糖の香りと、ほろ苦さが存在していて、やみつきになる甘みと深みがあり、ドロッとというよりはサラッとした感じのタレになっています。

 

あぶった香ばしい焼団子にタレがよく絡み、格別の味と触感を楽しめます。団子が好きな方はもちろん、そうでない方もおいしくてついつい続けて食べてしまうおいしさです。

店内で頂くこともでき、みたらし団子(お茶付き) 3本420円(税込)です。テイクアウトは、5本入り 600円、10本入り 1200円、15本入り 1800円となっています。

 

本店でも購入できますが、伊勢丹や高島屋、大丸などのデパ地下でも購入ができます。開店直後に買いに行くと、まだホカホカ温かいお団子を購入することが出来ます。

 

お家で召し上がられる際は、電子レンジでチンするのではなく、湯銭で温めて食べて頂くのがオススメです!

住所

〒606-0816

京都府京都市左京区下鴨松ノ木町53

営業時間 9:30~18:30
定休日 水曜日
連絡先 075-791-1652
公式ホームページ なし
販売場所

直営店:本店

販売店:大丸京都店

    大丸山科店

    高島屋京都店

    高島屋洛西店

    JR京都伊勢丹

7.【鶴屋吉信】一粒食べると、また一粒と、つい進んでしまう爽やかな風味

1803年(享和3年)創業、200年超の伝統を誇る老舗として、京菓子文化を広く後世に伝えながら、新しい価値を求めて伝統にとらわれない新菓も多数作り出されているお店です。

柚餅(ゆうもち)

(出典:鶴屋吉信公式HP)

ほんのり上品な青芽柚子の風味が感じられる一口サイズのもちもちの求肥に、和三盆糖のすっきりとした優しくて上品な甘さが見事に調和しています。

 

見た目には和三盆糖がたっぷりとまぶしてあるのでかなり甘そうですが、食べてみると"くどさ"は感じられず、程よく溶けて甘さもサイズもとても上品なお菓子です。

 

ちょっとさっぱりしたものが食べたい、とかちょっとしたお礼に可愛らしいお菓子を誰かにあげたい、そんなときにはこの「柚餅」がオススメです!

(出典:鶴屋吉信公式HP)

パッケージはその名の通りズバリゆず!これは鶴屋吉信さんが創業200年を記念してつくったパッケージなんだそうで、大きすぎず、黄色も可愛らしく、見ているとなんだか楽しくなってしまいます。

 

ちょっとした手土産やお持たせには、個包装、ご挨拶には木箱入り、家用には柚子型のパッケージと用途に合わせて購入することが可能です。

(出典:鶴屋吉信公式HP)

個包装は540円、箱入りは1,188円、霧箱入りは3,240円です。柚子形パッケージは、一つ648円、2個入り1,296円となっています。

 

私の娘たちは、柚子形のパッケージにヘアゴムやピンなど、色々な小物を入れて大切にしまっているので、食べ終えた後も楽しめますね!

住所

602-8434

京都市上京区今出川通堀川西入る

営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜日の一部(公式ホームページに休業日の記載あり)
連絡先 075-441-0105
公式ホームページ https://www.tsuruyayoshinobu.jp/
販売場所

直営店:本店

販売店:大丸京都店

    高島屋京都店

    高島屋洛西店

    JR京都伊勢丹

    京名菓・名菜処 亰

まとめ

和菓子の中でも「お餅」に特化した「京都在住の私が選ぶ!普段買いしている京都の手土産和菓子(餅Ver.)7選」いかがでしたでしょうか。

 

中には日持ちがしないものもあるので、近くの親戚用への手土産用、遠方に持っていく用など、使い分けても良いかもしれません。

 

昔ながらの製法で作られていて、大量生産をせず、保存料が入っていないために当日中が賞味期限になっている商品などは、プレミア感がありますよね。

 

ちょっとした自分へのご褒美や、イイ事があった時の自宅用の手土産として、ちょっとええもんを買いたい時などに是非おススメです!

この記事を書いた人: 京トーク編集部
京トーク編集部です。 大好きな京都で生活をし、京都に住んでいる人や京都を訪れる人に、もっと京都を楽しんでほしい!と思い、日々記事を更新。 チームの仲間たちと共に京都の魅力を発信していきます!

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