絵本「えんとつ町のプぺル」体験ツアーに行ってみた!【太秦映画村】

更新日:2019.07.16 Tue

7月13日(土)~9月1日(日)までの期間、東映太秦映画村で、にしのあきひろさん原作の絵本「えんとつ町のプぺル」の世界を再現したイベントが開催されています。

「えんとつ町のプペル」とは?

「えんとつ町のプぺル」とは、にしのあきひろさんが著者の絵本で、2016年に発行されてから発行部数40万部を超えた大人気の絵本です。

 

京都造形芸術大学HP 瓜生通信より引用

 

~あらすじ~

4000メートルの崖にかこまれ、そとの世界を知らない町がありました。

町はえんとつだらけ。

そこかしこから煙があがり、あたまのうえにはモックモク。

えんとつの街に住むひとは、くろい煙にとじこめられて、

あおい空をしりません。

かがやく星をしりません。

町はいま、ハロウィンまつりのまっただなか。

そんなハロウィンの夜にあらわれたゴミ人間プペルと、

少年ルビッチのもとに起こる奇跡の物語。

 

「えんとつ町のプペル」無料公開

東映太秦映画村×京都造形芸術大学『えんとつ町のプぺル体験ツアー』

『えんとつ町のプぺル体験ツアー』では、今全国で話題のVR(バーチャル・リアリティー)体験コーナーや、京都造形芸術大学の学生さんが制作した巨大立体絵本など、プぺルの世界に入り込める仕掛けが用意されています。

また、全41枚の原画もみることができ、絵本を読んだことがない方でも楽しめるようになっています。

 

そんなプペルの世界が京都で楽しめるなんて...これは行くしかない!

ということで、早速行ってきました!

体験ツアーに行って感動!

『えんとつ町のプぺル体験ツアー』は東映太秦映画村で開催されています。

まずは、映画村への行き方から説明しますね。

 

【東映太秦映画村へのアクセス】

・JR「太秦」駅より徒歩5分
・嵐電「太秦広隆寺」駅より徒歩5分
・嵐電「撮影所前」駅より徒歩2分
・バス停「太秦開町」より徒歩2分

 

太秦映画村は、電車で行ってもバスで行っても下車してから徒歩5分圏内にあります。

映画村のすぐ隣に700台収容できる駐車場もあるので、車で行っても駐車場がない!ということがないので安心ですね。

 

 

バス停から見える大きな建物が「東映太秦映画村」です。

日曜の午前9時オープンに合わせて向かいましたが、正面入り口にはすでにチケット購入に並ぶお客さんがちらほら。

 

 

こちらのチケット売り場で入村料を支払います。

・大人 2,200円

・中高生 1,300円

・子供(3歳以上)1,100円

 

団体料金や学校団体料金はこちらをご確認ください。
WEBチケット
を購入することもできますよ。

 

入村料を払ったら、いざ入村!

 

プペルの体験ツアーは3階で開催されているので、

まず中に入って右手側にあるエスカレーターで2階へ。

エスカレーターを降りたら左に進みます。

 

 

すぐに階段がみえてくるので、階段をのぼって3階へ。

 

3階につくと、どーん!とプペル体験ツアーの看板が待ち構えています。

 

 

会場からは、プペルの陽気な音楽が聞こえてきて、入る前からなんだかわくわく。

入場無料なので、出入り自由です。

 

 

会場に入って、まず目に飛び込んでくるのが、壁一面に飾られた41枚の原画たち。

入り口から奥に進むにつれて、絵本を読み進めていく形になります。

 

色鮮やかな絵と心に残るセリフで、絵をみているだけでも絵本の世界に引き込まれる感覚になりました。

 

そして、京都造形芸術大学の学生さんが制作された巨大立体絵本。

 

 

2.4m四方の巨大絵本が、入り口付近に1つ、会場奥に2つ設置されています。

 

どうやって立体に見せてるんだろう…?

と思い、近づいてよーくみてみました。

 

 

同じ絵がいくつも重ねられていて、とても繊細に作られています。

すごい!!

せっかくなので、立体絵本の中に入って写真を撮らせてもらいました。

 

 

色鮮やかな絵本の一部になった気分です。

なんだかキャラクターが観ている景色がみえてきそうです。

 

 

いろんな角度から撮ってみましたが、近づいて枠いっぱいに撮ったほうが、より立体的にみえる気がします。

みなさんもいろんな角度から撮ってみてくださいね。

 

そして撮った写真に「#京都プペル」をつけてSNSに投稿すると、複製原画パネル3枚組が抽選で10名に当たるそうです!

私も早速投稿しました!

(当たるといいな…)

 

立体絵本を存分に楽しんだあとは、待ちに待ったVR体験!

 

 

VR体験は入場料が1000円です。(年齢制限:7歳以上)

受付のスタッフさんが、上映時間を教えてくださいます。

 

私が行ったときは、5分後に上映開始だったので急いで入場しました。

 

場内は20席ほど椅子が用意されていて、椅子に座ったら専用ゴーグルを装着します。

 

 

専用ゴーグルは、後ろもしっかりホールドするタイプなので、ポニーテールやお団子の髪型はおすすめしません。

眼鏡をかけていてもゴーグルは装着できますが、コンタクトがある人はそちらの方がより見易いと思います。

 

ゴーグルを装着して待っている間、周りを見渡してみてください。

面白い仕掛けもあり、待っている間も楽しむことができました。

 

そして15分間のVR映像がスタート。

 

 

東映太秦映画村公式HPより引用

 

壮大な映像と愉快な音楽で臨場感がすごい!!

 

映像の中では、日本語ではなくプペル語。

言葉がわからなくても映像だけで状況がしっかり伝わってくるので、外国人の方も十分楽しめます。

 

なぜ日本語を使わないのか、スタッフさんにきいてみたところ、

「文化も違う、言葉も違う、プペルの世界観を大切にしているときいています」とのこと。

 

たしかに、言葉がなくてもいつの間にかプペルの世界に入り込み、最後には感動して泣いていました。

 

■絵本を読んだことがある人の感想

絵本の中身がギュッと凝縮された内容で、もう一度しっかり絵本を読み返したくなりました。

 

■絵本を読んだことがない人の感想

VR映像だけでも引き込まれたので、絵本を読んでもっと深く内容を知りたくなりました。絵本、よみます!

 

絵本を読んだことがある人もない人も、もっともっと絵本が読みたくなるような内容になっています。

 

そんな気持ちでVR会場を出たところに、なんと!

 

 

絵本が置いてあるではないですか!

今まさに読みたいと思っていたんです!!

 

来場者のことを考えられた会場の作りにさらに感動しました。

絵本は、ここで読むことも可能ですし、購入することも可能です。

 

こんなに満足できるとは!

 

会場にはご家族連れの方もいればおひとりで来られてる方もいらっしゃいました。

子供から大人まで楽しめる『えんとつ町のプぺル体験ツアー』

ぜひみなさんも訪れてみてください。

東映太秦映画村施設情報

プペルの世界を楽しんだ後は、映画村を存分に楽しんじゃいましょう!

 

映画村には、撮影で使われるセットだけでなく、お化け屋敷やからくり忍者屋敷、忍者ショーなど様々なエンターテイメントがあります。

 

個人的におすすめなのは、おもしろ散策ツアーに参加することです。

どの映画にどのセットが使われているかや、どうやって風景を作るのかなど、普段知ることができない撮影の裏話を聞くことができますよ。

 

【東映太秦映画村】

所在地

〒616-8586

京都市右京区太秦東蜂岡町10番地

お問い合わせ 0570-064349
営業時間

午前9時~午後5時

(8月3日・4日・10日~15日・17日・18日は午前9時~午後9時)

入村料(税込)

大人 2,200円

中高生 1,300円

子供(3歳以上)1,100円

アクセス ・JR「太秦」駅より徒歩5分
・嵐電「太秦広隆寺」駅より徒歩5分
・嵐電「撮影所前」駅より徒歩2分
・バス停「太秦開町」より徒歩2分
ホームページ 東映太秦映画村HP

この記事を書いた人: 紅姫
【べにひめ】京トークのボス。  嵐山で散歩をするのが日課。  日光を浴びれば浴びるほど元気になり、多少のケガは気にせず動き回る。笑い出すと止まらない。

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