2019年の祇園祭は一味違う!1150年記念の特別行事を開催!

祇園祭も今年で創始1150年!
ユネスコ無形文化遺産登録から10年、国の重要無形民俗文化財に指定されてから40年と、令和元年にふさわしい節目の年なのです!
そんな重要な年である2019年の祇園祭では、様々な行事が催されます。
今回はその特別な行事をまとめてみました!
祇園祭 記念フェスタ
1150年の節目の年に、祇園祭の起源と理念の再認識を目的として、祇園祭の記念フェスタが開催されます。
鷹山によるお囃子の演奏とその体験、占出山の会所を再現した宵山の再現やグッズ販売も行われるんだとか。
展示コーナーでは、パネル、ポスターをはじめ、月鉾、長刀鉾、函谷鉾、鶏鉾、放下鉾、菊水鉾の6基の鉾頭が特別に展示されます。
実際に祇園祭で山鉾に取り付けられている鉾頭をじっくり見ることができるチャンスです!
また、先着2000名の入場者には、祇園祭の絵葉書がプレゼントされるそうですよ。
日程 | 2019年6月29日(土)11:00~16:00 |
場所 | 京都経済センター2階 京都産業会館ホール |
料金 | 無料(事前申込不要) |
お問合せ | 075-366-1498(京都市 文化財保護課/平日10:00~17:00) |
公式HP | 祇園祭りHP |
約200年ぶりとなる鷹山の巡行

公式HPより引用
山鉾の1つであった鷹山は以前巡行されていた山なのですが幕末の災害や動乱で焼失してしまいました・・・。
そのため現在では巡行には参加していない山(休み山)なのです。
※休み山とは実際に巡行した記録はあるが、何らかの事情で巡行を休んでいる山のことです。
しかし数年前から祇園祭山鉾連合会が専門家による調査を実施。
何と鷹山の復元図や基本設計図を完成させていました!
その鷹山が、創始1150年となる今年、曳山の代わりに御神号を納めた木箱を運ぶ「唐櫃巡行」で、7月24日の後祭に参加することになります。
来年以降、鷹山が山鉾巡行に復帰する日もそう遠くはないでしょう!(2022年巡行復帰予定)
祇園祭1150年を記念とした奉祝行事!!
①令和元年 祇園祭1150年奉祝提灯行列
日時:6月30日 午後7時 八坂神社出発
コース:四条通→四条河原町→蛸薬師通→寺町通→四条通→東大路通→八坂神社南楼門(8時45分頃到着予定)
②津和野に継承された祇園祭鷺舞神事の里帰り御奉納
日時:7月6日 午後3時・午後4時 / 7月7日 午前11時・正午 計4回奉納予定
場所:八坂神社舞殿前
おまけ:祇園祭に参加できるチャンス!祇園祭のアルバイト
年に一度、京都の町を華やかに彩る祇園祭。
ただ観るだけではなく、実際に祇園祭を形作る一人の担い手として、参加してみませんか?
祇園祭が開催されるにあたり、上記の4つの行列(神幸祭神輿行列、還幸祭神輿行列、お迎提灯行列、花傘巡行行列)で、学生のアルバイトが募集されています。
※ただし、参加できるのは男子大学生のみに限ります!
詳細は、各大学のホームページ、大学の掲示板をご覧ください。
まとめ
祇園祭に初めて行く方も毎年楽しんでいる方も、今年は特別な祇園祭なので、ぜひみなさん行ってみてください!

この記事を書いた人: 琥珀
【こはく】あんこに対する情熱は誰にも負けない!あんこも自作し、ふわとろオムレツもつくれちゃう女子力高めの男子学生。頭上を通る飛行機の音が大好きという変わった趣味をもつ。
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