オシャレカフェにはもう飽きた！？【河原町から徒歩10分圏内】喫茶店６選

６店を徹底比較

①店舗で比較（アクセス・禁煙喫煙・営業時間）

②コーヒーで比較(種類、価格)

※珈琲の種類はメニューに記載される数であり、参考程度にご覧ください。

好みに合わせてブレンドしていただけるお店もあります。

１． 六曜社

緑のタイルが特徴的な六曜社。京都にお住まいの方なら一度は見たことがあるのでは…

でも、六曜社が今の場所で営業を始めたのは1950年だと知っている方はなかなかいないでしょう?

六曜社には1階店と地下店があり、合わせると午前8時半から午後11時まで営業しています。

店内はカウンター席から５～6人で座れるソファー席まであります。

半世紀以上京都の人に愛されている理由はこの懐の深さかもしれませんね。

(ドーナツ 税抜148円　12時以降提供)

六曜社で有名なのがこちらの手作りドーナツです。

アツアツの状態で提供され、一口齧ればその優しい味に心がほどけること間違いなし。

甘さは控えめなのですが、どっしりと中身が詰まっていて驚くほど珈琲に合います。

少しずつかじりながら、一杯一杯丁寧に淹れられた珈琲とのハーモニーを楽しんでみては…

1階店では8時半から12時の間モーニングサービスがあります。

２． フランソア喫茶室

今回紹介するお店の中で最も歴史あるお店フランソア喫茶室(なんと1934年創業！)は長い歴史の中でも変化を続けています。

以前は火曜定休でしたが、無休(12/31.1/1.1/2は休業)となった他、全面禁煙となりました。

(レアチーズケーキ　税抜602円)

フランソア喫茶室に行ったことがある方の中には、お目当てのケーキが品切れで残念な思いをした方もいるのでは？

フランソアでは今後、ケーキ部門を独立させ、そちらからケーキを仕入れるという改革を行うことで、ケーキの品切れを解消するそうです。

(現在は工事中ですが、お隣にケーキのテイクアウト専用のお店ができるんだとか…)

フランソアのスタンダードな珈琲はブラックではなくセミウィンナーです。

これは昭和の時代にフランソアに通った宇野重吉さん(寺尾聡さんの父で、劇団民芸の創設者)が苦い珈琲を苦手とし、紅茶ばかり飲んでいる様子を見た先代のオーナーが考案しました。

濃いめに淹れた珈琲と芳醇なミルクが、他のお店では決してできない歴史を感じる味を生んでいます。

既に行ったことがあるという方も、歴史を継承しつつ常に新しくなるフランソア喫茶室にぜひ足を運んでみては…

３． 喫茶葦島

河原町三条の来来亭は知っている方も多いと思います。

そのビルのエレベーターを5階まで上がると、地上の喧騒からは想像できないほど落ち着いた雰囲気を持つ喫茶葦島が現れます。

喫茶店というとレトロで重厚感のある内装をイメージしがちですが、喫茶葦島は木材を基調にしつつ現代的なデザインの内装となっています。

美味しい珈琲を飲んでみたいけど、ザ・喫茶店は苦手という方にオススメです。

(贅沢チーズケーキプレーン　税抜648円　ケーキと飲み物はセットで100円引き)

二藍が喫茶葦島に行ったら必ず頼むのが、「贅沢チーズケーキ　プレーン」です。

(二藍がライター紹介動画で語っていたアイスケーキはこちらのことです!)

このケーキはアイスのような状態で提供され、珈琲を飲みつつゆっくりと食感の変化を楽しむことができます。

他にも何種類かアイス状のケーキがあるので、制覇してみては…

※平日の午後4時頃に伺ったところ、既に売り切れのケーキもあったので、お目当てのケーキがある方は早めの来店を

４． 喫茶 le GABOR

セブンイレブン三条木屋町店のお隣に地下へと続く階段があるのをご存知でしょうか？

その階段を下ると…まるで映画の世界に迷い込んだかと錯覚してしまうような空間

喫茶 le GABORがあります。

(コロナの玉子サンドイッチ・元味　税抜722円)

かつて京都の人に愛され、惜しまれつつ閉店した洋食屋コロナの名物、玉子サンドイッチがいただけます。

厚焼き玉子でもここまでではないだろうと思うほどに厚く、フワフワの玉子焼きが贅沢に使われたサンドイッチです。

メニューには様々なアレンジ珈琲が並び、その名前も「マリア　テレジア」(コーヒーにオレンジリキュール金平糖のせ)などと好奇心を刺激するものばかり。

25時までの営業なので、仕事帰りや夜ご飯の後

気の置けない友達とメニューや内装を見ながらあれこれ語り合い、映画の世界の人物になってみては…

５． インパルス

河原町商店街を歩いている時、堂々としたレンガ作りのお店インパルスに思わず目が行く人も多いのではないでしょうか。

時代と共に河原町通りがどんなに変化しても、インパルスは変わらずそこにあると思わせてくれる安心感が漂っています。

店内は細長く、喫煙可能で内装も重厚感がありますが、決して息苦しさは感じません。

その理由はお店の奥にある坪庭です。

坪庭に面した窓が軽く開けられているので風を感じることができます。

(タマゴ・トースト　税抜556円)

「タマゴ・トースト？タマゴ・サンドイッチじゃなくて？」と思った皆さん！

これがインパルスのタマゴ・トーストなのです。

(二藍もお皿と伝票、メニューを3度見しました。)

カリッと焼かれたパン、シャキシャキのキュウリ、齧ればこぼれるほどタップリの潰されたタマゴ…軽くつまむつもりが満腹になってしまいました。

珈琲は圧巻の23種類で、中でも「京景色」というアレンジ珈琲が気になりました。

古都の冬景色をイメージしているそうですよ。(雅だなあ…)

６． 生きている珈琲

生きている珈琲という名前のインパクトから入りにくいと感じている方もいるのでは？

店内はカウンター席からボックス席まで様々なタイプの席があるので、一緒にいる人や気分に関わらず気軽に利用できます。

テーブルに呼び出しボタンがあり、お水がセルフサービスな点も気軽に使えるお店としてのポイントが高い！

ところで

「色々なブレンドの珈琲を飲んでみたいけど、マンデリン、コロンビアと言われてもどんな味か分からないし注文しにくい…」

そんな経験ありませんか？

生きている珈琲では写真のようにそれぞれの豆の特徴を名優に例えている他、全18種類をチャートにしています。

(ちなみに二藍はマリリン・モンローで表現されているケニアをいただきました。)

自分のお気に入りの豆やブレンドを見つけましょう！

まとめ

同じ喫茶店と言ってもメニューや内装、雰囲気が全く異なります。

お気に入りのお店を見つけるのも良し！

用途や気分によって使い分けるのも良し！です。

今回紹介した６店は全てアクセスも良く、河原町から徒歩10分圏内です。

おしゃカフェとは一味違う喫茶店を楽しんでください！