一致団結して京都の自動車を支える
[Super Energie Connection]
自動車整備の仕事ってありますよね。
不具合がある自動車の修理をしたり、定期的なメンテナンスをしたり。
そんな自動車整備の中に、電気に関わる整備「電装」を専門とした仕事があるのをご存知ですか?
「自動車整備士」という国家資格がありますが、それとは別で「自動車電装整備士」という国家資格もあるんです。
京都の自動車電装整備士さんたちが活躍している会社「株式会社Super Energie Connection」は、京都市の消防車、救急車、ゴミ収集車、市バス等の電装整備をすべて手掛けています。
今回は、京都で欠かせない存在であるSuper Energie Connectionが一体どんな会社なのかをご紹介します。
Super Energie Connectionってどんな会社?
1961年に杉江電機工業所として創業して以来、自動車の電気に関わるすべての整備を行ってきたSuper Energie Connection。
時代の変化とともに、移動体通信機器事業やテナント事業など、さまざまな事業展開をしてきました。
2018年には杉江電機工業株式会社の組織を再編し、「株式会社杉江電機ホールディングス」に商号変更。
そのときに自動車機器事業部が、新会社「株式会社Super Energie Connection」として生まれ変わりました。
Super Energie Connectionでは、バッテリーやETC、カーナビ、タクシーのメーター、デジタルタコグラフ等の販売・取付を行っており、一般車両だけでなく、特殊車両の電装・冷房特殊架装も対応しています。
(※デジタルタコグラフとは・・・運行時間中の走行速度などの変化をグラフ化し、その車両の稼動状況を把握できるようにした計器のこと)
そんなSuper Energie Connectionの社員の方々と代表取締役の杉江社長にインタビューさせていただきました。
仲間と助け合いながら、お客様の「ありがとう」のために
中途入社 明石さん
明石さんはどんなお仕事をされていますか?
新車のナビやドライブレコーダーの取り付けを行っています。工場内で作業することもありますが、ユーザー先で仕事をすることも多いですね。
例えば、ダイハツさんとかトヨタさんの新車にドライブレコーダーを取り付ける場合は、電話でアポイントをとって作業しに行きますし、トラック関係のお客さんから依頼があると、トラックが帰ってくる時間に合わせてお客さんのところに行って、取り付け作業を行います。
社外で仕事に行かれるときはお一人で行かれるんですか?
1人で行くこともありますが、基本的に2〜3人で行きます。
トラック20台全部にドライブレコーダーをつけてほしいという依頼があったりすると、3人で行って手分けして作業した方が効率いいですし、もし作業中に部品が足りないってなった時も、1人が取りに帰ったりすることもできるんで。
仕事内容にもよりますけどね。
まぁ新入社員が1人で行くってことはないですね。
仕事をされている中で大変なことはありますか?
強いて言うなら、車は常に外に停まっているので、夏の時期はとにかく暑いってことですね。
なので、塩の飴をなめて水飲んで、窓を開けて作業してます。
でも汗のかきかたを覚えたら、意外と体って暑さに慣れるみたいですよ。社長曰く。(笑)
あと大変なのは、汚れですかね。
トラックとかダンプカーとか、中古車にバックカメラつけるときに、車の下にもぐって作業をするんですけど、砂が全身にかかったりすることもあるんですよ。
それでも喜んでもぐりますけどね。車が好きなんで。(笑)
それに、作業した後に運転手さんが帰ってきて「ありがとう」って言ってくれはるんで、やっぱり嬉しいですね。
どんなに暑くても、どんなに汚れたとしても、自分がやった仕事に対して喜んでくださる方がいて、直接お礼を言われたときには、とてもやりがいに感じます。
明石さんが仕事をする上で、こだわっていることはありますか?
こだわっていることは、「見えないところまでしっかりきれいに仕事をすること」です。
車って、結構大きな買い物じゃないですか。
だから絶対にミスはしたくないですし、内側を開けたときにパッと見てもきれいに仕事されてるなって思ってもらえるように、丁寧に仕事をするようにしています。
明石さんは中途入社されているということですが、Super Energie Connectionに入社された経緯を教えてください。
僕は、もともと自動車の製造ラインの設計する仕事をしていました。
製造工程で必要な機械をつくっていたので、自動車の知識があったわけではないですが、自動車に興味を持つようになって、転職を考えるようになったんです。
そこで、合同説明会に参加して複数社のブースで説明を受けたんですが、 Super Energie Connectionの事業内容にとても興味を持ちました。
自動車関係の仕事にも興味がありましたし、僕は電気工事士の資格を持っているので、電気関係の仕事もしたくて。
どちらも叶えられるのが、Super Energie Connectionさんだ!と思って、「見学に行かせてください!」と言いました。
運命的な出会いだったんです。(笑)
実際入社してみてどうですか?
入社当初は、それぞれの自動車の配線を覚えるのが大変だったんですけど、どこから電気がきているとかわかるようになって、今はすごく楽しいですね。
メモして調べながら覚えていったんですが、わからなかったら先輩が丁寧に教えてくれました。
ディーラーを経験してからこちらに入社しているベテランの先輩も多いので、とても勉強になります。
明石さんからみた社員さんの特徴や現場の雰囲気を教えてください。
雰囲気は明るくて、社員は優しい方が多いです。
自分の手があいたときに遅れている人の仕事を手伝うような、協力し合える関係が築けています。
お客様のために見えないところまでしっかり仕事をする明石さん。
プロ意識が感じられました。
好きなことが続けられているのは、周りの人のおかげ
中途入社 武井さん
武井さんの仕事内容と入社経緯を教えてください。
新車へのナビの取り付けや、トラックへのデジタルタコグラフの取り付けを行っています。
元々は車の販売営業をしていたんですが、知人から紹介を受けて、Super Energie Connectionの人事の方と社長に話をきいて、やってみたいと思い入社を決めました。
仕事をする上で気を付けていることはありますか?
作業するときに、とにかく「大事な車を傷をつけないようにすること」と、「作業後にすべて元の状態に戻すということ」です。
例えば、大型トラックだと、ドライバーさんがそこで寝泊まりすることもあるので、けっこう車内をカスタマイズされているんですよ。
なので、作業前に元の状態を写真にとっておいて、作業後にはドライバーさんが気持ちよくすごせるよう元の状態に必ず戻すようにしています。
社内で心がけていることは何かありますか?
周りの社員の方の人となりを知るために、普段から整備以外の話もして、コミュニケーションをとるよう心がけています。
経験や知識が豊富な先輩たちが多いので、自分もどんどん身に着けていきたいですし、いざというときに助けてもらえるようにしておこうと思って。(笑)
Super Energie Connectionで働いている社員さんの特徴を教えてください。
フランクな方が多いですね。25~70歳まで幅広い年齢の方が働いていますが、年代の垣根がないように感じます。
車の性能とか作業にあたっての情報共有もしますが、高校野球の話とか昨日どこに行ったとか、プライベートな話もしますね。社員同士の距離感は近いかなって思います。
Super Energie Connectionの魅力を教えてください。
「社長との距離感が近いところ」が魅力です。社長が話しやすい方なので、僕はよく話をさせてもらいます。
あとは、社員全員で飲み会をしたり、バーベキューなどのイベントが年に数回あるので、けっこうおもしろいです。
社内に「杉の子会」っていう会があって、会長・副会長・会計の3名で企画を考えてイベントをするんですけど、この杉の子会は40~50年前から続いてるんですよ。
今は、忘年会とバーベキューをすることが多いですが、昔はキャンプをやっていたそうです。
杉の子会のイベント以外でいうと、社外交流で冬にみんなでスノーボードに行ったりもします。
また、育児休業の初日から2日間は有給であり、休むことに対して周りの理解もあるため、男性でも育休を取りやすい環境が整っています。僕も将来は取得してみたいと考えています。
僕は好きな事を仕事にしているんですが、好きなことが嫌いにならずに続けられているのは、周りの方に恵まれているからだと思っています。
仲間とのコミュニケーションを大事にされている武井さん。
円滑に業務を進める秘訣ですね。
人に寄り添い、100年継続の会社を目指す
杉江社長が仕事する上で大切にされていることは何ですか?
大切にしているのは「利他」「人に寄り添う」という気持ちですね。
私は元々ディーラーで整備士をしてて、現場にいたときは「俺以上できるもんはおらへん」くらいの気持ちでやってたんですよ。だから結構厳しいことを他の人に言っていた時期もありました。でもそれではあかんって気付いたんです。
会社っていうのは人の集合体なので、利己的なことばかり考えるのではなく、他人のことも考えられないといけない。自分がやれるっていう気持ちをもつのは大事だけど、「俺さえよければいい、今さえよければいい」ではうまくいかないですからね。
いろんな経験をして、経験から学んだ結果、「利他の心」と「人に寄り添う」ということを大切にするようになりました。
利他の心や人に寄り添うという気持ちを大事にしているとのことですが、従業員の方との関わりにおいて心がけていることや実行していることは何かありますか?
従業員のみんなが「これはこうして欲しいな」って思ったときに「ちょっと言ってみよう、提案してみよう」って思えるような環境づくりを心掛けています。
私たちの事業は、現場サービスが主体の事業なので、現場の声が大切なんですけど、恐らくみんな気を使って言えないんですよね。
言いやすい環境にするためには、やっぱりコミュニケーションを取らないといけないんですが、私自身が部長課長以外となかなかコミュニケーション取れなかったりするんです。
だから今、半期ごとに4~5ヶ月かけて従業員一人ひとりと面談させてもらっています。
一人ひとり面談するのは大変じゃないですか?
大変ですけど、面談してよかったと思うことも多々あります。
その人がどんなことを考えているのかとか、生活面とか、先輩や後輩・同僚に言いづらいこととか、どんなことで悩んでいるのか知ることができるので。
私は中立の立場なので、何かできることがあったら嬉しいですし、ちょっとでも言ってくれたらありがたいって思います。
1回20〜30分面談したところで変わらないこともあるかもしれないけど、回を重ねていろんな話ができるようになったらええなと思います。
求める人物像を教えてください。
とにかく前向きで、自分がやっていることに対して肯定できる人。
たとえ人に言われてやらなければならないことでも、最終的にやると決めたのは自分だ!って思える人ですね。
どんな状況であれ、考えて実行したのは自分だと思うことで、行動に責任をもてるようになるんですよ。
だから自分がやることに関しては、肯定感を持ってやって欲しいですね。
あとは、人と比べないこと。「あんな人になりたい」「あいつには負けたくない」っていう気持ちはいいんですが、ネガティブに比較するのはあまり好きじゃないですね。
人と比べるのではなく、自分と比べた方がいい。「昨年の自分よりどうかな」「来年はこうなりたいな」って。
だから物事を前向きにとらえて肯定感をもって行動できる人にきてもらいたいですね。
これから先、どんな会社を目指していきたいですか?
100年継続できる会社。つまり、これからも黒字経営を続けていくことです。黒字経営できなかったら経営者は失格ですからね。
あとは、家族のような、人の繋がりが感じられるような会社にしていきたいです。
私は幼少期、社員さんが家に来て、ごはんもお風呂も一緒に過ごすような家庭で育ったので、本当に社員の方が家族のような存在だったんですよ。
そんな会社の中で社員の人数がどんどん増えていったので、今後も後輩や同僚・先輩でも、兄弟のような感じで、困っているときに寄り添い合える会社を目指しています。
就活生にアドバイスをお願いします。
どんな仕事がむいているんかなって悩む人が多いけど、業務内容だけじゃなくて、「こんな会社で働きたい」という観点で就活するのも選択肢のひとつとしていいんじゃないかなと思います。
実際会社に入って、この業務がやりたかったんじゃないのにって思うことだってあるかもしれないですよね。そんなときでも、そこの会社の社風に魅力を感じていれば、どんな業務でも頑張れると思うんです。
だから、業務内容にとらわれすぎずに就活していただきたいですね。
とにかく人とのつながりを大切にする杉江社長は、明石さんと武井さんのインタビュー中も和やかの雰囲気をつくってくださいました。
Super Energie Connectionさんの取材に伺った際、事務の方々も笑顔で迎えてくださり、とても和やかな雰囲気の会社だという印象を受けました。
自動車に興味がある方、人とのつながり大切にしたい方、Super Energie Connectionの仲間に入りたい方は、ぜひご応募ください。(取材日:2019年8月9日)
【番外編】Super Energie Connectionの社員にアンケート!
Super Energie Connectionのどこに惹かれて入社しましたか?
・お茶出しからETCセットアップや伝票発行など、携われる業務の幅が広いところ(事務職)
・一緒に働く人達の人数や人柄が私にとって働きやすいと感じたから(事務職)
・地域に貢献しているところ(整備部)
・いろんな車に触ることができるところ(整備部)
・車に携われることができるから(整備部)
Super Energie Connectionにはこんな社員がいる!どんな社員?
・忙しい中、来客が多い日など声をかけてくださったり、大変気にかけてくださる総務部のM部長
・見た目は寡黙だけど、とてもあたたかくお茶目な整備部N課長
・料理が上手で、美味しいお店もよく知っている整備部I係長
・穏やかな雰囲気をまといつつ、突っ込みが鋭い整備部T課長
・会社の最高年齢でありながら、まだまだ働く意欲がおありの整備部Yさん
募集要項
募集職種 |
デジタルタコグラフなど運行管理システムの販売営業 |
---|---|
雇用形態 |
正社員 |
採用人数 | 1名 |
応募資格 |
普通自動車免許(AT限定可) |
給与 |
198,000円~+別途手当 |
勤務時間 |
8:30~17:30 |
休日 |
日曜、祝日、その他社員休日表によりおよそ月に2回 |
待遇・福利厚生 |
昇給年1回以上、賞与年2回(6月・12月)、各種社会保険完備、夏期休暇、年末年始休暇、特別休暇、通勤手当(片道50㎞未満月額9,500円、50㎞以上9,800円)、皆勤手当、残業手当、家族手当、企業主導型保育所の利用、資格手当、配偶者健康診断補助、BENEFIT STATION、かんぽ生命保険、電整連共済グループ保険 |
勤務地 |
<本社> 〒601-8114 京都市南区上鳥羽南鉾立町14-1 <久御山営業所> 〒613-0036 京都府久世郡久御山町田井新荒見81 |
選考の流れ |
1.本サイト(京ワーク)応募フォームよりエントリー 2.株式会社Super Energie Connectionよりメールまたは電話にて面接日のご連絡 3.面接(履歴書をご用意ください)
【採用についてのお問い合わせ】 TEL: 075-661-1212 (担当:大橋)
場所:株式会社Super Energie Connection 本社 〒601-8114 京都市南区上鳥羽南鉾立町14-1
E-mail: recruit@sugie-denki.co.jp |
会社概要
会社名 |
株式会社Super Energie Connection |
---|---|
住所 |
<本社> 〒601-8114 京都市南区上鳥羽南鉾立町14-1 <久御山営業所> 〒613-0036 京都府久世郡久御山町田井新荒見81 |
代表者 | 代表取締役 杉江 勝 |
資本金 |
1,000万円 |
従業員数 |
46名 |
事業内容 |
自動車電装整備業/電装品販売取付、特殊車輌架装、タクシーメーター・デジダルタコグラフ・ドライブレコーダー販売取付 |
ホームページ |